相変わらず強くて厳しい!

テスラ社CEOのイーロン・マスクは社員に対して「フルタイムで出社しないなら、会社辞めろ」と通達を出したそう。

マスク氏が社員に宛てたメールのタイトルは「リモートワークはもう認めない」。

最低40時間、オフィスに出勤して働かなくてはいけない。リモートで働いていいのは勤務時間外の作業のみ。これは工場勤務の従業員に求めるよりも少ない時間だ」と説明。

もしフルタイムで出社できない理由がある社員は、マスク本人がその人の状況を確認して許可を出すとのこと。

Twitter上で、出社勤務はもう古いと考えている人たちについてコメントがあるかと聞かれたマスクは「出社せずに働いているフリをしてるんだろ」と答えています。

リモートワークやめる企業が増えてる

コロナ禍で進んだリモートワークですが、出社勤務に戻ってきている企業も多く、CNBCの調査によると64%の人が完全に出社勤務のみを強いられたら会社を辞めることを考慮すると答えています。

他の調査では、テック系の仕事をする5人に3人が会社での勤務はするつもりがないと答えています。

反対にマネージャー職に就く人の66%は従業員にフルタイムで出社して働いてほしいという結果が出ています。

在宅と出社では仕事効率はどうなのでしょうか。

Great Place to Work の調査によると、ステイホームが推奨されていた2020年の6カ月間と、コロナ前の2019年の6カ月間の在宅勤務の効率性は2020年の方がアップしていたとのこと。

2020年の3月〜4月と2019年の3月〜4月を比べても47%も仕事効率性は向上していたそうです。

というわけで、会社へ出勤させたほうが仕事ができる、来れないなら会社辞めろ!と言うマスク氏の考えは在宅で効率が上がっているという調査結果とは反対なんですよね。

それにTwitter騒動もまだ結末が見えないですし、いろんな意味で目が離せないイーロン・マスク氏です。

ギズモード・ジャパンより転載(2022.6.2公開記事)