「褒められたくない、目立ちたくない」という若者が増えていると聞きますが、誰でも褒められたときの受け答えには困ってしまうもの。

うれしいけれど、恥ずかしくもあり、「褒められるようなことなんて、していないのに…」といった複雑な心境になることもあります。

褒められたときのリアクションに「正解」はあるのでしょうか。

褒めてくれた相手を不快にしない方法

こちらは本気で褒めているのに、「またまた〜」「やめてください」などと返されると、相手は謙虚な気持ちでそう言っているとわかっていても、寂しい気持ちになるものです。

こちらの記事では、褒めてくれた人を不快にしないスマートな受け答えや態度を紹介しています。読み終えたころには、「自分は褒め言葉に値する」と、気持ちに変化が生まれているかもしれません。

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褒められたとき、相手を不快にしない100点の受け答えとは? | ライフハッカー[日本版]

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「恥」は心身に悪い影響を与えうる

褒められることが恥ずかしい。注目されることが恥ずかしい…。失敗やミスではなくても、「恥」と感じることは、「しつこい不安を招く可能性があり、論理的に物事を考える能力を妨げる可能性さえある」と、この記事に登場する神経科学者は語っています。

「恥」は、恐怖、怒り、嫌悪感、悲しみとともに「5つの生存感情」の1つで、ストレスホルモンであるコルチゾールを活性化するため、体に良くない感情とされているとのこと。場合によっては、頭痛、筋肉痛、不眠症、消化不良といった症状につながってしまうことも。

自分の脳や心身の健康のためにも、褒められたときに「恥ずかしい」と受け取らない癖を身につけたいですね。

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「恥」の意識と行動の関係。他人の行動を変えるのに有効な手段は? | ライフハッカー[日本版]

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真面目さや謙虚さが裏目に出る人は「演技」も大切

自分は褒められるに値しない。そう思うなら、「自分は褒められるだけの人間だ」と演技してみるのはどうでしょう。

こちらの記事では、「会社で悔しい思いをしたり損したりすることなく、しっかりと評価され、結果を出すためには、“できる人を演じる”ことが大切だ」と説いています。真面目さや謙虚さのせいで褒め言葉を素直に受け取れない「褒められ下手」の人も同様なのかもしれません。

褒め言葉に感謝して励みにできれば、相手との間に良好な関係が築け、仕事がもっとうまく回りだすかもしれません。

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真面目さで損しがちな人の生き残り戦略〜仕事に演技を取り入れてみるヒント | ライフハッカー[日本版]

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好意的に受け取りがたい褒め言葉もある

ここまで読むと、褒め言葉を受け取るほうだけに問題があるわけではないことを感じます。シチュエーションや言葉選びによっては、好意的には受け取りがたい褒め言葉もあることも否めません。

そこで、参考にしたいのが以下の記事。「相手から上から目線だと感じさせてしまう褒め方」「褒めたつもりが相手の気分をマイナスにする褒め方」「褒めなくても、褒められた気にさせる方法」をテーマに褒め方を紹介しています。どれも興味がありますね。

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相手の気分よくする正しい褒め方3つ | ライフハッカー[日本版]

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チームビルディングに「褒める」を効果的に使う

また、後輩や部下をしっかり褒めて叱って伸ばしたいという人は、ライフハッカーの連載でお馴染みの伊庭正康さんによる以下の記事が参考になりそうです。

効果的に褒め、叱るには、「褒めどころ」「叱りどころ」の断層を理解することが大切だそう。また、後輩の自信を育み、モチベーションを高めるには、「能力」と「信念・価値観」を褒めることがポイントとのことです。

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後輩のモチベーションをグッと上げる褒め方・叱り方のテクニック | ライフハッカー[日本版]

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いいと思ったところは遠慮なく褒めて、褒めてもらったら素直に受け取ってモチベーションに変換し、双方が高まっていく…。そんな関係を築いて、仕事もプライベートも充実させたいですね。