自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「具体的」とは、「シンプルに言語化できること」である

なぜ、やるのか?(ミッション)
どこを、目指すのか?(ゴール)
なにを、やるのか?(プラン)

 

仕事というものは、この3つに集約されると僕は考えています。
そして、これらを考えるうえで何が一番大切か? と聞かれたら、僕は迷わずにこう答えます。

 

「具体性(具体的にすること!)」

 

「なぜ、やるのか?」「どこを、目指すのか?」「なにを、やるのか?」を具体的に答えられないビジネス、プロジェクトを立ち上げて、僕自身は上手くいったことがないし、誰かが成功したという話を聞いたこともありません。

 

確かに、動きながら、走りながらビジネスやプロジェクトの形が変わり、ゴールやプランが変わって成功した事例は聞いたことがありますが、でもひとつ確かに言えるのは、動きはじめる前には「なぜ、やるのか?」「どこを、目指すのか?」「なにを、やるのか?」は具体的だったということ。具体的に決めてはいたけど、動いている中で「ちょっと違うな」と気づいたというだけのこと。具体的ではなかったわけではないのです。いや、むしろ具体的だったからこそ、“早めに変化できた”のです。

 

あくまでも僕が見渡せる世界の中での話ですが、「なぜ、やるのか?」「どこを、目指すのか?」「なにを、やるのか?」を具体的にしないままはじまるプロジェクトはとても多いし、そもそも具体的にできない人も多い。ここを具体的にできるようになるだけでプロジェクトの成功確率は上がるし、ライバルたちにも一歩二歩と、差をつけることができると僕は考えています。

 

では、「具体的に」とは、どういう状態を言うのか?
僕の解釈は、「シンプルに言語化できること」です。

 

「なぜ、やるのか?」「どこを、目指すのか?」「なにを、やるのか?」と聞かれたとき、長々と語る人がいますが、ほぼ例外なく具体的になっていないだけ。そう、具体的になっていないからこそ、シンプルに語れないのです。
僕はここを、大事な指標にしています。

 

「なぜ、やるのか?」
「どこを、目指すのか?」
「なにを、やるのか?」

 

シンプルに語れるでしょうか?