飛行機に乗るとき、私はいつも機内前方の通路側座席を選びます。空いている席の中で1番前の通路側を選択するのです。

そうするのは、たくさんの人たちをかき分けて自分の座席にたどり着くのはごめんですし、飛行機を下りるときも、自分の前にたくさん人がいてなかなか出られないという事態を避けたいからです。

何だか、とてもせっかちな人間みたいですね。実際そうなのかもしれません。

飛行機の後方の席に座るべき理由があった

けれども、『The Independent』紙の記事によると、私のような選択は、機内で受けるサービスに悪影響が出る可能性があるようです。

ある客室乗務員によると、前方に座っている乗客よりも、後方に座っている乗客のほうが手厚いサービスを受けられるそうです。

確かに、食事のチョイスに関しては、残っているものを選ぶしかなくなるかもしれませんが、コーラのお代わりがほしいとか、追加で何かを頼む必要があるときは、後ろの席のほうが、客室乗務員が配慮しやすいのだそう。

後方の席は個別に対応しやすい

単純に、客室乗務員の席に近い座席は、食事やその他の準備をする場所にも近いから、という理由もありますが、もう1つ別の理由があります。後方の座席のほうが個別に対応しやすいのです。

この客室乗務員は、次のように説明しています。

理由は簡単です。お客様から要求されたものを前まで運んでいるところを、ほかのお客様に見られるかもしれません。ですから避けたいのです。

機内には、ウォッカや枕、耳栓、歯ブラシなどの在庫が十分にないことがよくありますし、飛行時間が短いフライトでは、サービスのスケジュールに支障をきたすこともあり、問題となるかもしれません。でも、後方に座っているお客様には、ワインのミニボトルのお代わりをそっとお渡しすることも、ずっと簡単にできるのです。

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ーー2018年10月5日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

Source: The Independent