ソーラーパネル」といえばお家の屋根につけたりする太陽光発電ですが、初期費用がかかることやそもそも賃貸マンションだったりとハードルが高いですよね。

そんな時におすすめのアイテムが「折りたたみ式ソーラーパネル 21W発電」。価格やスペックはさまざまですが、今回ははじめやすい価格のソーラーパネルで実際に発電力を検証しました!

コンパクトでどこでも持ち運べる!

重さは880gと片手で持てる軽さに加え、折りたためばB5サイズまでコンパクトになる優れもの。

マジックテープでしっかりと固定できるので持ち運びも安心です。大きいソーラーパネルに比べると発電量は少なくなりますが、21Wの発電力があるので、5Wで充電できるスマートフォンなら十分です。

使用する時は、3面のソーラーパネルを開いた状態で発電します。

1面でも隠れると発電ができなくなるので、3面すべて開いてください。

カラビナを使ってリュックにぶら下げれば、移動中の充電も可能になるんです。モバイルバッテリーを充電しておけば、いざという時に備えておくことができます!

発電すると赤いランプで教えてくれるよ

出力ポートはDC、USBポートの2種類があります。

DCのケーブル1.5mが付属品でついていました。発電時は真ん中の赤いランプが光って教えてくれます。

出力ポートの隣には収納ポケットがついていて、直射日光を当てられないデバイスを守ってくれます。

しかし、iPhone12のケースなしでぴったりサイズの為、収納できるデバイスが限られそう。

また、真夏の気温だと収納ポケットに入れていても高温になりデバイスが損傷する可能性があるので、気温が高い時期は避けたほうが良さそうです。

実際に発電してみました!

パネルを広げ、直射日光が当たる場所に設置します。USBポートからスマートフォンを接続し、待つこと約1時間。

なんと20%分の充電ができました!

曇りになると充電の効率が下がるので、晴れの時よりも充電時間が長くなってしまうことも。また、家庭内用の照明ライトの光も弱すぎるため、使用できないので注意が必要です。

続いて車のダッシュボードでも実証してみました。

USBポートから接続してみると、ちゃんと充電マークがつきました!

おでかけやお買い物で駐車場に停めている間に充電しておけるのはありがたい。

ダッシュボードに固定していない場合は、ソーラーパネルが動くので走行中の使用は避けましょう。

9箇所のフックがついているのでカラビナを使えば多方面から吊るすことができます。

残念なところ

ソーラーパネルには蓄電する機能がないため、発電中は何かのデバイスに接続していることが必要になります。

つまり、スマートフォンを充電している時はその場から離れられないということです。

そこで、モバイルバッテリーとのセット持ちがおすすめ! 蓄電代わりとしてモバイルバッテリーを接続しておけば、この問題は解決できそうです。

災害や停電も多い近年、普段からモバイルバッテリーを持ち歩いている方も多いと思いますが、長期間の避難生活となるとモバイルバッテリーだけでは不十分になってしまいます。

ソーラーパネルとセットで準備しておくと、普段はアウトドア用の用途として。万が一の時は災害グッズとして準備しておくと安心ですね。

執筆・撮影:大平千沙/Source: 楽天市場

ROOMIEより転載(2022.8.8公開記事)