佇まいも、美しく。
焚き火台の多くは薪のくべやすさや調理器具の使いやすさといった機能性を重視して、皿型や箱型の製品が多いですよね。
機能美という点ではそれで必要十分なのですが、今回ご紹介する焚き火台「Flame in the Wind」は炎と本体の両方を美しく見えるようにこだわった製品だそう。
キャンプと焚き火が大好物な筆者が実際にサンプルを試してきたので、機能面も含めてレポートします。
ステンレスの美しいフォルム
独創的なフォルムが特長的な「Flame in the Wind」は、ガレージブランド「Cyrus9」からのプロダクト。
機能性や利便性を追求した製品とは異なり、オブジェのように造形美に優れた製品をつくるべく開発したそう。
素材のステンレスには、外側や側面など場所によりヘアライン加工やバイブレーション加工など、より美しく見せるための処理が施されていました。
「Flame in the Wind」は、焚き火台のフォルムを変形できるのが最大の特長のひとつ。
ノーマルモードでは地面と平行に開口部がありますが、Windモードは使用者側に開口部が向き、外装が風防の役割を果たすため耐風性がUPするのだとか。
見た目の変化も楽しいですが、Windモードは自分に向けた焚き火って感じが筆者好みでした!
たしかに炎が際立つ
実際に焚き火をしてみると、本体と炎が共演するシルエットがとても印象的。
ノーマルモードでは中央の開口部から炎が立ち昇り、ユニークなフォルムの焚き火台を舞台として炎が踊っているようでした。
地面に近いところから見ると美しさもアップ。よりオブジェ感が出てきます。
横から見ると丸窓のフォルムがかわいいですね。
撮影時は穏やかな天候でしたのでWindモードの耐風性については判断が難しいところ。
とはいえ風防によって開口部方向に輻射熱が届きやすくなるので、より離れても熱を感じやすくなります。
風が強いときだけでなく、暖を取りたいときには活用できるモードだと思いました。
大きい薪も大丈夫
開口部は幅310mm、奥行き210mmほどのサイズ。
写真のようにホームセンター等で手に入る薪がちょうど入ったので豪快な焚き火もできそうですね。
小さい薪であれば、横の丸窓からの投入も可能。
トレーは完全に取り出せるので、消し炭や後処理も簡単なのが嬉しいポイントでした。
コンパクトに折り畳めないというのはデメリットですが、一方でトレーと外装と2点かつ大きいパーツのみなので掃除がしやすいのは良いですね。
見た目にも美しい変形する焚き火台「Flame in the Wind」は、現在クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーン中。
執筆時点では一般販売予定価格から15%OFFの47,600円(送料・税込)からオーダー可能でした。
美しいフォルムに詰められた機能は多く、記事内では完全にご紹介はできませんでしたが、以下の販売ページに詳細が書かれているので、是非チェックしてみてくださいね。
Photo: junior
Source: machi-ya