働き方が多様化し、作業環境はもちろん、PCなどのデバイスも自分のワークスタイルにあわせて自由に選択できる時代。まわりのビジネスパーソンはどんな環境で仕事をしているのかは気になるところです。

今回、自身の仕事場について語ってもらったのは、国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」のオーガナイザーを務める、いわば「働き方のプロ」の横石崇さん

大小あわせると約40ものプロジェクトを同時進行させることもあるという横石さんが考える「理想の仕事環境」とは?

ノートPCは便利だけど、「画面が足りない」

空間開発やイベント開発、映像制作など、数多くの話題のプロジェクト・プロデュースを手掛ける横石さんの仕事は、実に多岐にわたります。コンセプトを決め、企画を立ててチームを編成するところから始まって、空間演出や音楽選定に、予算管理、実際の運用運営まで、しかもいくつものプロジェクトを同時進行させなければいけません。

横石さんが休日も肌身離さず持ち歩くのは、ノートPC。以前は、移動中や外出先ではノートPC、自宅ではデスクトップPCと、デバイスを使い分けていたそうですが、最近はもっぱらノートPCに頼り切り

使うデバイスは同じでも、外出先ではコミュニケーションやアイデア出しの作業、自宅では集中力を要する作業というように、環境にあわせて仕事内容を変えているそうです。

ただし、自室のデスクトップPCを頼らなければいけなくなる仕事もあります。それは、会場の設計図や動画などのクリエイティブをチェックするとき。図面の細かい文字や線はノートPCやスマホでは読めませんし、動画やイラストなどはディテールまでしっかりと確認する必要があります。

また、大学で教鞭をとる横石さんが「画面が足りない」と強く感じるのは、オンライン授業のとき。100人を超える生徒の顔も見たいし、チャットに送られる多くの質問にも答えたい。授業の進行にあわせて画面共有もしなければいけません。

授業はもちろんですが、仕事においても、僕の活動は人との関係性をつくらなければ成り立ちません。

関係性を重要視する以上、相手が今どんなステータスで、何を考えているのかを常に察知できなければ、いい仕事にはつながらない。僕の仕事では一番大切なことかもしれないですね。

仕事スペースには余白が必要。アイデアが広がるモニターとは

授業やミーティングなど、人とコミュニケーションをとるときは、自室のデスクトップPC前に腰を落ち着けて向き合いたいと話す横石さん。モニターの導入も検討していたとのこと。

そこで、試してもらったのが、ビジネスパーソンのオンとオフに究極の没入感をもたらすと話題のBenQ「EW3880R。WQHD+(3840x1600) 37.5インチという大画面と、高画質・高音質が自慢の曲面モニターです。

EW3880R」をひと目見て、まず「すごい」と感嘆の声を上げた横石さん。「視野のほとんどがモニターですね。これは集中できそうだな」と興味津々の様子です。

湾曲した画面は、ベゼルレスで大きいながらもすっきりとした印象。複数の画面を自在にレイアウトできるので、たとえば資料やホームページを開いたまま、書類作成ができるといった仕事の効率化を後押しします。

この、ありすぎるほどの余白がいいですね。仕事場には余白が必要で、余白からアイデアが生まれると思っているんです。デスクトップも同じで、できるだけすっきりとさせておきたい。このモニターは複数の画面を映しても、まだ余白があるのがすごいですね。

横石さんは、中央にパワーポイントの資料、左にチャットツールと音楽アプリ、右側には株価チャートとメールソフトを置いて、その快適さを試していました。

スムーズなマルチタスクをサポートする機能が満載

この「EW3880R」は、2台のデバイスを接続できるというのもうれしいポイントです。デスクトップPCとノートPC、Macと­Win、ノートPCとゲーム機といったつなぎ方も可能。また、PIP(ピクチャーインピクチャー)、PBP(ピクチャーバイピクチャー)といった画面表示で、仕事をしながら動画を視聴するといった並行作業が実現します。

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2台のPCの画像を1:1で分割表示したところ。
2台のPCの画像を1:1で分割表示したところ。
2台のPCの画像を2:1で分割表示したところ。
2台のPCの画像を2:1で分割表示したところ。
1台の写真の右上に、もう1台の写真を重ねた状態。位置やサイズも選べる。
1台の写真の右上に、もう1台の写真を重ねた状態。位置やサイズも選べる。
2台のPCの画像を1:1で分割表示したところ。
2台のPCの画像を1:1で分割表示したところ。
2台のPCの画像を2:1で分割表示したところ。
2台のPCの画像を2:1で分割表示したところ。
1台の写真の右上に、もう1台の写真を重ねた状態。位置やサイズも選べる。
1台の写真の右上に、もう1台の写真を重ねた状態。位置やサイズも選べる。

画面が大きいと、そのぶん目が疲れてしまうのではないかと思いましたが、画面がすごく見やすくていい感じですね。

EW3880R」には画面のちらつきをカットするフリッカーフリー技術をはじめ、ブルーライト軽減技術、輝度を自動調整するブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)などの多彩なアイケア機能が盛り込まれています。

ブルーライトは画面にフィルムを貼るか、ブルーライトカットのメガネをかけることくらいしか対策できないのかと思っていました。

心配なのは娘がスマホの小さな画面で、動画やゲームに夢中になってしまうこと。モニターで一緒に動画を観たり、僕のPCと娘のゲーム機をつないだり…というのは、大いにありですね。

画面の高さや角度があわないと、目の疲れや姿勢の乱れにつながってしまいますが、「EW3880R」は高さも角度も調節可能。横石さんは、本体のあごを上げるような角度にして、立って試していました。

また、モニターにデバイスをつないだときに気になるのが煩雑になるケーブルですが、このモニターはHDMIやDisplayPort、USB Type-Cの高い接続性が特徴。

このように、「EW3880R」にはビジネスパーソンの仕事を快適にする工夫がたくさん盛り込まれているのです。

まるでオーダーメイド。ラグジュアリーなエンタメ体験

「音好き」を自称する横石さんを唸らせたのが、その音の良さ。「EW3880R」には、BenQ独自の「treVolo スピーカー」を内蔵。前面の「ステレオスピーカー」(3W×2基)と背面の「サブウーファー」(8W)で、立体的で没入感のある高品質なサウンドを実現します。

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前面にステレオスピーカー(3W×2基)
前面にステレオスピーカー(3W×2基)
背面のサブウーファー(8W)
背面のサブウーファー(8W)
本体の上下からも臨場感ある音があふれる。
本体の上下からも臨場感ある音があふれる。
前面にステレオスピーカー(3W×2基)
前面にステレオスピーカー(3W×2基)
背面のサブウーファー(8W)
背面のサブウーファー(8W)
本体の上下からも臨場感ある音があふれる。
本体の上下からも臨場感ある音があふれる。

また、「シネマ」「ライブ/ポップ」「トーク/ボーカル」「ロック/パーティー」「ゲーム」の5つのサウンドモードが用意され、それがリモコンで操作できるのも画期的。仕事中にわざわざ立ち上がったり手を伸ばしたりして本体で操作するのではなく、手元でサウンドや音量を変えるなどの操作ができるのは助かります。

リビングには何十万もかけてサウンドシステムを揃えましたが、それと同じぐらい、もしくはそれ以上のサウンドがこれ一台で楽しめるのはすごいなぁ。

すごいのは音だけではありません。

EW3880R」は、シネマ向けに策定されている「DCI-P3色空間」を95%カバーし、幅広い色表現が可能。また、24Pのフレームレートで、映画のような感覚に浸れるワンランク上の視覚体験が楽しめます。

また、BenQ独自の「HDRi」を採用し、コントラストとカラーパフォーマンスを向上させ、飽和色を多くして、映画館のスクリーンのような効果を高める「シネマ HDRi」と、明るさのバランスを調整し、露出オーバーせずに暗い部分のディテールを強化する「ゲーム HDRi」の2つのモードで、より美しい画質を実現します。

リモコンで、サウンドとHDRiのモードを切り替えながら、大迫力のエンタメ体験を楽しむ横石さん。

仕事でも動画視聴の機会は増えていますし、休憩や終業後に楽しむエンタメが楽しみで仕事をがんばろうというモチベーションになりますね。

このモニター前は、飛行機のファーストクラスのようにラグジュアリーな自分だけの空間。音や画質はオーダーメイドと言えるぐらいの細やかさ。正直、モニターでこんな没入体験ができるとは思っていませんでした。

「仕事はこのモニターの前で」って、声を大にして言いたい

仕事のマルチタスクをサポートするウルトラワイドモニターと、まるで映画館にいるような映像と音響で大迫力のエンタメ体験をした横石さん。

今までは、ノートPCでどこでも自分らしく働ける環境づくりをすすめてきましたが、これからは『仕事はモニターの前でやろう』って言いたいですね(笑)。

オンとオフの垣根が低くなった今、一台で両方のその楽しみをもたらしてくれるBenQEW3880R」。ワークスペースの一角に設置して、その前に座れば、このモニターのすごさが一瞬でわかるはずです。

横石崇(よこいし・たかし)

&Co. 代表取締役。多摩美術大学卒。2016年に&Co.を設立。ブランド開発や組織開発、社会変革を手がけるプロジェクトプロデューサー。アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」や渋谷区発の起業家育成機関「渋谷スタートアップ大学(SSU)」、集合本屋「渋谷◯◯書店」などをプロデュース。法政大学兼任講師。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。

Source: BenQ/Photo: KOSUMO HASHIMOTO