最近のMacBookは、バッテリー寿命の問題に悩まされることはほとんどありません。しかし、予想以上にバッテリーが消耗することに気づいたら、問題の原因を突き止めるのは難しいもの。
そこで今回は、Macのバッテリー問題を解決してくれる「Sleep Aid」をご紹介します。
バッテリー消耗の原因を突き止める
Macのアプリ「Sleep Aid」は、バッテリーが減る原因を正確に突き止め、Macが稼働していない時にバッテリーが消耗しないようにしてくれます。つまり、スリープモードになるようにしておけば、バッテリーが大きく減らなくなるのです。
MacBookを一晩中閉じていても、バッテリー残量が数パーセント以上減る場合は、「Sleep Aid」が問題の原因を見つけてくれます。
Mac起動中のさまざまなイベントを記録し、そのイベントにラベルを付け、グラフ上に表示します。
これによって、トラックパッドのホコリや誤作動したアプリ、Bluetoothアクセサリーとのやりとりなど、何が原因で起動したかがわかります。
グラフ上では、問題の可能性があるものがオレンジや赤になっているので、バッテリーが消耗しはじめた時に、何が原因なのかを簡単に把握できます。
また、Macのスリープ時に、自動的にシステムのサービスをいくつか無効にし、Macの起動時にそれを再開するので、バッテリーを保護することもできます。
システム制御までこなす
「Sleep Aid」は、さまざまなスリープ関連のシステム設定も制御することができます。
スリープモードになったら、BluetoothやWi-Fi、その他ネットワークの接続を自動的に無効にできるのです。これにより、スリープ時に、うっかりBluetoothキーボードのキーを押したり、マウスを動かした時などに、Macが起動してしまうのを防ぎます。
また、アップデートのチェックをするのに本体を起動させるアプリもありますが、「Sleep Aid」はそれも止められます。
また、Macが電源に接続している時と、バッテリーで動作している時で、オプションを変える設定も可能です。
Macを夜中に充電するのが好きな方は、Time Machineのバックアップやそのほかアップデートのために起動させることができるのでとても便利です。
「Sleep Aid」には14日間の無料トライアルがあるので、まずは購入せずに自分のMacでお試しができます。
便利だと思ったら、25ドル(約3300円)のライセンス料を支払いましょう。ただし、25ドルの場合は、1ライセンスにつき1年間のアップデートしかできません。
ほとんどの場合、それで問題ないと思いますが、開発者がアップデートしたあとでmacOSの最新版のサポートにロックをかけた場合は、またアプリを買わなくてはならないかもしれません。
Source: Sleep Aid