精度と速度にお金を払う?
OpenAIは、公式DiscordでAI搭載チャットボット「ChatGPT」のプロ版「ChatGPT Professional」のリリースを検討していると発表しました。
プロ版は、より高速に、より信頼性が得られるそうです。たとえば、停止期間がなかったり、1日のメッセージ制限が少なくとも2倍になるとも言われています。
OpenAIの代表のSam Altmanは昨年12月に、「いつかはマネタイズする必要がある」と述べています。それが広告なのか、サービスの有料化なのかは定かではありませんでしたが、まさかプロ版とは予想外の展開でした。
ちなみに、OpenAIは、文章から画像を生成するAI「DALL・E 2」も無料から有料に切り替えています。
サービス全体を有料化するのではなく、プロ版を有料にするという試みは、一人の利用者としては少しホッとしました。
気になる方はウェイトリストに登録を
「ChatGPT Professional」については、すでに、ウェイトリストが出ており、いち早く試したいという方は、登録しておくと良さそうです。
あなたが選ばれた場合、私たちは支払いプロセスとパイロットを設定するために連絡します。これはまだ変更可能性のある実験的なプログラムで、現時点では有料のプロアクセスを一般に利用できるようにしていないことに注意してください。
大手テック企業からも注目を集めるOpenAIのChatGPT
MicrosoftがChatGPTの開発元であるOpenAIに約1.3兆円も追加投資するというニュースが出たばかり。
Googleも自身の検索サービスが脅かされる可能性に対して、「コードレッド」を発令しています。
まだまだAIチャットボットの可能性は未知数で、ビジネスシーンでどのように活用されていくのか? 今後も目が離せません。
Source: OpenAI, DALL・E2/OpenAI, CNBC, CNET