Dan Levyは、カナダで人気のホームコメディ「Schitt's Creek」のDavid役で知られている俳優です。

また、Levyはテレビシリーズの製作総指揮やクリエイターでもあり、クリエイティブな才能を増大する方法についてアドバイスもしています。

才能がないことを知るのも大事

MTVの司会者が、テレビ番組の製作総指揮の能力を身につけるまでに変わっていったLevyの考え方は、クリエイティブな才能を伸ばしたいと思っている人にはとても合うと思います。彼が学んだのはこのようなことです。

「もしうまくいかなかったら?」とか「もし自分に才能がないことに気づいたら?」という、とてつもない恐怖を抱いている人が多いです。

しかし、やりたくないこと(得意でないこと)を知るのも大事です。

それは、自分の人生において二度と開けなくていい扉ということ。扉を開けないのは、扉を開けるのと同じくらい大事だと私は思います。

David Levyではない他の誰かだったら、「Schitt's Creek」を制作するのは簡単ではなかったかもしれませんが、オーディションに失敗したり、エージェントやマネジメントに却下されたり、執筆をしたりすることで、自分に本当にできることをじっくりと見極めました。

試行錯誤は成功への過程の一部であり、特にクリエイティブな仕事においては重要な過程です。すんなりといくことはほとんどありません。

時には、惨めな状態に陥るまで、あらゆることに挑戦する必要もあります。

諦めは逃げではない

しかし、そんなことはありません。

やってみて、うまくいかなかったら、得意ではないことをあきらめるのに恥ずかしがる必要はありません。それが得意なことへと導いてくれます。

また、なぜうまくいかないことを根気強く追求しているのかと、自分でチェックするのをおすすめします。

「検証しているのか?」「成功しないことを望んでいるのか?」「この目標は好きなものから自分の気をそらしているのでは?」

どれも自分の求めているものをあきらめたほうがいいという意味ではありません。Levyが言っているのは、試行錯誤からエゴを取り除くことで、より多くのものを試行錯誤から得られるということです。そして、いつの日か人気テレビ番組へと導いてくれます。

人生を好転させる「自分の才能」を見つけるための5つのヒント | ライフハッカー・ジャパン

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──2019年4月15日の記事を再編集のうえ、再掲しています

Source: Schitt's Creek