Macで外付けモニターを使っていると、輝度や音量、そのほかの設定を調整するのに、モニターのボタンをいじらなければなりません。当然ながら、理想的とは言えません。
ひどいデザインのモニターの設定に悩まされている場合は、ソフトで同じ設定に変更できる方法があります。
うれしいことに、その設定ができるアプリがあるのでご紹介していきます。
「Lunar」でモニターの設定を調整する
「Lunar」は、Macから直接モニターの設定を調整できるアプリです。一番便利なのは、すべての外付けモニターの輝度を調整できるところ。macOSから直感的な操作で調整できます。
マルチモニター(複数台の)環境であれば、Lunarでその時使っていないモニターをオフにできるので、モニターに接続した瞬間にMacBookのディスプレイを自動的にオフにすることも可能です。
また、モニターを切り替えたり、輝度を最低値にして真っ暗にしたり、必要に応じて100%以上の輝度にすることもできます。
Macの輝度や音量のキーを使って調整できるので、煩雑でなくなります。
キーボードのショートカットキーをカスタマイズしたい場合は、さまざまなオプションを調整できるホットキーもアプリにたくさんあります。
Lunarの多くの機能を活用するには、モニターが最近のものでなければなりません。テレビや古いモニターを使っている場合は、「DDC(Display Data Commands)」が特定のポートに対応していないことがあるので、使えない機能があるかもしれません。
LunarはDDCを使って輝度の調整をしているので、使っているモニターやMacが特定のポートでこのコマンドをブロックしている場合は、輝度の調整ができないことがあります。別のポートに切り替えると、この問題を回避できるかもしれません。
また、アプリを一度終了して、再起動すると、問題が解決するかどうか確認できます。
Lunarの価格はいくら?
Lunarは、無料でも利用可能な機能がたくさんあるので、自分のモニターでうまく動作するかを確認することができます。
Mac StudioやMac miniなどデスクトップでも動作しますが、MacBookでしか使えない機能もあります。
たとえば、有料プランの機能に、MacBookの環境光センサーを使って、すべてのモニターの輝度を自動的に調整できるというものがあります。
この機能はあると便利ですが、ほとんどの人は無料プラン機能だけでも満足できると思います。必要であれば、23ドル(税込3102円)で有料のプロ版が購入できるので、まずは14日間の無料トライアルで試してみてください。
Source: Lunar