テレワーク・リモートワークが日常的になった現在。自宅の限られたワークスペースで仕事をこなすビジネスパーソンにとって、省スペースを意識してつくられたノートは、非常にありがたい存在。
メーカー各社からも、競い合うようにさまざまな個性のものが発売されています。
この連載でも以前、「ルーズリーフミニ」(マルマン)を、キーボードの手前において使えるノートとして紹介しましたね。
今回紹介する「isshoni. ノート デスク デイリー PC13インチ対応 グレー R1720」も、そういったノートの一種ですが、1つだけ大きな違いがあります。
それは、時間軸が印刷されていることです。このことで、単なるメモにとどまらず、1日の予定も管理できるようになっているのです。
小さな横長ノートにスケジュール機能
この「isshoni. ノート デスク デイリー PC13インチ対応 グレー R1720」は、縦9センチ×横15センチの横長ノートです。
紙の色は薄いクリーム色。真っ白なものよりも目にやさしい印象です。
罫は2.5mmの方眼です。罫自体は薄めの点線なので、筆記の邪魔になりません。さすが手帳メーカーのダイゴーといったところでしょうか。紙自体も同社のオリジナル用紙で書き心地がいいです。
そして、ページ左側には最大の特徴である、1日分の時間軸が縦に配置されています。
8時〜22時までの数字が縦に並び、時間を区切る赤い点線が横に伸びています。つまり、ここにその日の予定を書いておくことができるのです。
赤い線と線の間は、横のグレーの罫線があります。これを30分の枠と見立ててもいいし、無視することもできます。
また、時間軸の最上部には赤い斜線「/」がやや大きめに印刷されており、日付を書き込めます。その横の二段に配置された「mtwtfss」の文字は、曜日の英語頭文字。
つまり、ここに日付を書き、曜日にチェックの◯を入れて、その下に1日の予定を記入していくわけです。
そして予定の横部分の方眼スペースには、自由にメモが書けます。
この時間軸とメモ部分をうまく活用すれば、たとえば時間軸に書かれた予定やタスクの詳細を、すぐ横の方眼部分に書き込む、といった使い方もできます。
しかも、横長でコンパクトなサイズですので、パソコンのキーボードの手前に置いてすぐに記入・参照できるわけです。
もちろん、時間軸部分を無視して全面をメモとして使うこともできます。
そのような場合でもたとえば、16時のミーティングが入ったら、「16」の横に「ミーティング」と書き込み、その詳細をすばやくメモすることが可能。
ページに時間軸を設けることで、このように活用の幅を広げることに成功した「isshoni. ノート デスク デイリー PC13インチ対応 グレー R1720」。デスクワークの相棒に、ぜひおすすめです。