文章を読む時は、内容をある程度記憶にとどめられなければ意味がありません。

きちんとメモを取ることを活用する、このシンプルなエクササイズを実践すれば、読んだことをもっとよく記憶できます。James Clearさんは、自身のブログで次のように語っています。

文章を読む時はメモを取ること、さらにそのメモを検索可能な状態に整理することが大切である。

メモに「3行で要約」

毎回本を一冊読み終えるたびに、内容を要約する練習も推奨しています。つまり、「本を読み終えたらすぐに、読んだ内容を3行にまとめてみる」のです。

この練習をすることで、読書中に取ったメモを見直し、その本が本当に訴えたいことを引き出さざるを得なくなります。

これで、今後その本に関して忘れてしまったことを取り戻すために、再読する必要がなくなります。単にメモを見直して自分が書いた要約を読み直せば、その本に関する知識がよみがえるからです。

これは本に限らず、文章を読む場合は常に応用できます。ですから、読書の質を向上させるためには、少し自分で文章を書くことが必要なのです。

──2019年4月30日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

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訳:春野ユリ

Source: James Clear