コロナ禍の初期、ガーデニングをはじめた人がたくさんいました。

しかし、3年以上経った今、生活は大きく様変わりしています。庭の手入れをする時間がなくなっているかもしれません。時間がある人でも、今は庭に自生する植物を植えたいと思うようになっているかもしれません。

今回は「アンガーデニング」のやり方をご紹介しましょう。

「アンガーデニング」とは何か?

「アンガーデニング」というのは、「再野生化」とも言いますが、これまでガーデニングで育ててきた植物自然な状態に戻すという意味です。野草園やナチュラルガーデンのように、人間が入り込む前に生息していたような植物や、野生の生物を育て、より本来の状態で生育できるようにすることです。

目標は、庭や屋外の空間を最大限自然の資源だけにし、その結果、これまでの庭や芝生よりもはるかにメンテナンスせずに済むようにすることです。

屋外空間を「アンガーデニング」する方法

「アンガーデニング」についてまず知ってほしいのは、今の庭を放置して、他の植物が育つまで待つのではなく、もっと努力を要するものだということです。自然な状態の庭は、丁寧に手入れされた庭よりもメンテナンスが少なくて済みますが、最初に計画と労力が必要です。

以下のように「アンガーデニング」していきましょう

  1. 事前に調べる。まず、自分の住んでいるエリアで、どのような植物が自生するのかを調べます。
  2. 外来種を取り除く。外来種でも、外来種ではないものも、庭から取り除く人もいますが、少なくとも外来種は取り除いてください。
  3. 計画を立てる。自然の庭には様々な要素が絡んでくるので、害虫駆除から受粉、感慨など、様々なことを考慮して、総合的なシステムとしてうまく作用し合うものを見極めるのに時間をかけましょう。
  4. 自生する植物を植える。ミツバチやその他の送粉者によって、植物が広がり、成長するのが理想です。
  5. 野生動物に魅力的な庭にする。餌や水があり、適切な生息地で、その地域の野生動物が住みつくような魅力的な庭にしましょう。
  6. 焦らない。一晩でできるようなことではありません。実際、十分に植物が育つには何年もかかりますが、手出しができないことがほとんどです。



Elizabeth Yuko - Lifehacker US[原文