今回の冬は暖冬ではじまり、油断したところで猛烈な寒波が襲来するというものでした。

筆者が住む東北も、未だに相当な寒さが続いています。衣類は完全防備で冬に備えていたのですが、「靴」が盲点でした

外出時に足を入れると、とても冷たいのです。また外を出歩いている際に、雨や雪が隙間から入り込んで、いつの間にかぐっしょり濡れてしまいます。

対策として、外出前・帰宅後は暖房機のそばに靴を置くことにしました。ですが、乾くまで長い時間がかかるうえに、生乾きでかすかにいやなにおいが漂うのですね。

多数の換気孔でむらなく乾燥

そこで、何かいい方法はないかと探したところ見つけたのが、靴乾燥機です。

存在自体は以前から知ってはいて、何年か前に使ったことはあります。しかし、乾燥効率は悪いうえに、音が大きい、電気代がかかるなど印象は良くなく、間もなく手放した記憶があります。

その苦い経験をもとに、最近発売されたものからセレクトしたのが、Sun Ruck(サンルック)の「靴乾燥機 ドラフット ファン付き SR-PM10」です。

この靴乾燥機、仕組み自体はシンプルです。本体のつま先から足裏部分にかけて、1950個ある換気孔から熱風が吹き出て、靴を乾燥させるというもの。

これだけ多くの換気孔をもうけたことで、靴の内部にむらなく熱風があたり、靴の素材の熱劣化を防ぎます

ちなみに、洗いたての靴下やスリッパの乾燥にも使えるので汎用性が高く、1年を通して使うことができるのも◎

使用方法もとても簡単

本体を靴に入れ、電源プラグをコンセントに差し込み、ボタンを押して作動時間を決めます。

時間は1、2、3、6、9、12時間の6段階設定で、ランプがついたら作動開始。設定した時間がきたら、自動的に電源がオフになります。また作動途中で電源をオフにしたいときは、ボタンを長押しすればOK。

メーカーが推奨している時間ごとの効果は以下の通り。

  • 毎日のにおいやダニ対策:1時間
  • 少し濡れた靴:2~3時間
  • 雨・雪で内部が濡れた靴:6~12時間
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図書館より静音!? 完全に濡れた靴も○時間で乾く驚きの速乾能力
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