熱心にチェックしている方はお気づきでしょうが、Googleが定期的に行なっている「Pixel Feature Drop」が遅れています。
通常通りなら、3月の第1月曜日である3月6日に最新のアップデートが配信されるはずでしたが、その日に配信はありませんでした。
ですが、次に何が来るのか知りたければ、Googleの発表を待つ必要はありません。どうやら、今回のアップデート内容はすでにリークしている様子です。
Google Pixelに変更予定の注目機能
「9to5Google」のレポートによると、3月のPixel Feature Dropの変更ログが見つかりました。
これによると、過去最高に充実したアップデート…というわけではないものの、要注目の変更がいくつか加えられるようです。
「転倒検出」が追加
まず、Pixel Watchに「転倒検出」が追加されます。スマートウォッチにあると助かる機能ですよね。激しく転倒した場合に、緊急サービスに連絡するオプションを表示してくれます（なお、アラーム機能に関しては、Pixel Watchはあまり当てになりません）。
「Night Sight」がパワーアップ
次に、Pixel 6およびPixel 6 Proの「Night Sight（夜間撮影モード）」がパワーアップします。
変更ログにあった情報によれば、「Google Tensor」チップによるアルゴリズム改善のおかげで、Night Sightを使った「低照度環境下での写真撮影がさらに高速化する」そう。暗い場所で写真を撮るときに助かるアップデートです。
Pixel 7とPixel 7 Proでは、Night Sightの撮影速度はすでに改善されていますが、それが古いデバイスにも追加されるのはありがたいですね。
「Direct My Call」使用可能対象が拡大
古いデバイスといえば、Pixel 4aとPixel 5aのユーザーも、「Direct My Call」を利用できるようになります。
この機能は、電話が自動音声ガイダンス（ロボット）につながると作動し、通常なら耳で聞かなければならないさまざまなオプションを画面に表示してくれます。ロボットがすべて読み上げるまで待たなくても、希望のオプションを簡単にタップできるわけです。
「ヘルスコネクト」がビルトインアプリに
最後に、「ヘルスコネクト」も、Pixelデバイスのビルトインアプリとして利用できるようになります。
この機能を使うと、健康に関するデータを、複数のアプリ間で共有可能。個々のアプリによるデータへのアクセスを管理することもできます。
今回のリークでわかっているのは、ここまでです。可能性が高いとまでは言えませんが、実際のアップデートでは、この変更ログに含まれる以上の機能追加があるかもしれません。
いずれにせよ、3月のPixel Feature Dropが実施されれば、その全貌が明らかになるでしょう。
