ペットは家や衣類に毛を残します。あらゆる物をコーティングしてしまう毛への対処法はいろいろありますが、どんなに衣類を洗っても、毛がとれていないことがあります。

そうなる原因はさまざまですが、1つ言えるのは、洗濯機や乾燥機を掃除する必要がありそうだということです。

洗濯機からペットの毛を除去する方法

まず、洗濯機の掃除からはじめましょう。洗濯機に入れる前にいくら衣類やリネンをはたいても、出てくるときに必ず毛がついているなんてことはありませんか?

そんなときの対処法を以下に紹介します。

洗濯機を掃除する

何よりもまず、洗濯機を掃除してください。空のドラムに1/2カップのホワイトビネガーを入れ、1サイクル回すときれいになります。

それが終わったら、湿らせた、糸くずの出ないきれいな布で拭いてください。

先に乾燥機にかける

もう一つの対処法は、洗濯物を洗う前に乾燥機にかけることです。

そうすることで、布地についたペットの毛がほぐれて、糸くずフィルターで回収しやすくなります。

乾燥機は、低温または風乾燥で10分ほど回せばOKです。このとき、軽く湿らせたきれいな布を、ドライヤーシートやウールのドライヤーボールと一緒に入れると、衣類に付着した毛を取り除きやすくなります。

ビネガーで洗濯物をすすぐ

ペットの毛や糸くずが付着している洗濯物を洗うときは、すすぎの途中で1/2カップのホワイトビネガーを加えるようにします。

そうすることで、生地が柔らかくなり、からんでいた毛がとれやすくなります。

乾燥機からペットの毛を除去する

洗濯機からペットの毛をいくら取り除いても、一部の毛は乾燥機まで持ち込まれてしまいます。

乾燥機の中で衣類に毛が付着しないように、以下の対策をしてください。

乾燥機を掃除する

同じように、まずは乾燥機を掃除しましょう。乾燥機を使う前に、糸くずフィルターを掃除し、ドラム内を湿らせた、糸くずの出ない布で拭いてください。

ドライヤーシートを使う

乾燥機の中にドライヤーシートを入れると、静電気防止効果によりペットの毛が衣類からはがれやすくなります。

ドライヤーシートはどんなものでもかまいませんが、ペットの毛や糸くずを取り除くために特別に作られたものもあり、値段も変わりません。

ウールのドライヤーボールを使う

ドライヤーシートは使いたくない?

それなら、再利用可能なウールのドライヤーボールが使えます。ドライヤーシートと同じく毛をほぐす効果がありながら、香りはなく、ゴミにもならない優れた代用品です。また、乾燥機内の風通しをよくして、洗濯物についた毛がとれやすくなる効果もあります。