日常の中でメモを取る機会はたくさんあります。必要な情報をサッと書き留める、アイデアやブレストにメモを取る、会議中に議事録を書くーー。
しかし、ただ単に見聞きした情報をそのまま書き留めるだけではメモの意味はありません。後のアウトプットにつなげるためには、「メモスキル」を身につけるのがかなり重要。
そこで今回は、パフォーマンスや成果に直結するメモ術を4つご紹介。これまでのメモの取り方と比較して改善できるところはぜひ取り入れてみてください。
アナログとデジタルで異なるメリットを把握
質の良いメモの取り方を学ぶ前に、デジタルとアナログどちらのメモが自分にとって扱いやすいのか、またシーンによって使いわける方法などを知っておきましょう。
「アナログメモ」のメリット
アナログメモは、一覧性の高さやアクセスのしやすさ(速さ)などに加えて思考整理に非常に効果的。ですので、根本的な課題や問題を洗い出し、解決策を導き出すのにとても有用です。
「デジタルメモ」のメリット
一方、デジタルメモは、編集のしやすさや複写が可能で、誰かと共有しブレストするのにもかなり役立つでしょう。
以下の記事では、メモを取るとなぜ良いのか、デジタルメモとアナログメモで異なるメリットやおすすめの使い分けシーンなども紹介しています。
▼記事を読む
何をメモするのか。「書く基準」を決める
仕事ができる人、つまりパフォーマンスが高く成果を出している人は「情報感度」が高い傾向にあると言われています。自分にとって必要な情報と要らない情報がはっきりとしており、書き留めるときの判断が早いのです。
「情報感度」を高めるためにまずやるべきことは「メモの基準」をつくっておくこと。「自分のアウトプットを高めるために知っておくべきことはなにか」と考え、リストをつくることが非常に効果的です。
さらに、つくったリストを2つのカテゴリに振り分けると、成果につながるメモになります。以下の記事で、その2つのカテゴリについて、メモの活用方法などを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
▼記事を読む
デジタルメモの最高峰「Notion」がアイデア発想に最適
ビジュアル的に情報をまとめることもでき、整理もしやすいNotion。気になったことを溜めてメモを残しておく、「アイデア倉庫」のような役割りを果たしてくれる——そんな風に語るのは『Notionで実現する新クリエイティブ仕事術』の著者、村上臣さん。
そして、Notionを使ってメモをする際に意識している点は「公私問わず、おもしろいと思った情報をインプットする」「ファクトと自分の感情を一緒に書く」ことだそう。
あとで編集しやすいのも、デジタルメモならではのポイント。クリエイティブなアウトプットにつながるメモ術を以下の記事でチェックしてくださいね。
▼記事を読む
幅広い顔を持つビジネスマンがやっているメモハック
『アイデア体質になる! 課題が解決する! キャリアが広がる! メモ・ノートの極意』の著者は、大学教員、コンサルタント、コピーライター、セミナー講師、著者、会社経営者という5つの顔を持っています。
そしてどの分野でも「メモすること」を習慣化し、日々のアウトプットや業務に生かしているのだそう。
具体的にメモする内容は、思いつき、らくがき、ヒント、情報、事実、流行、傾向、トレンド、成功事例、不思議なこと、関連分野の知見など多岐にわたりますが、共通してるのは「アイデア発想」につながること。
商品開発や企画に役立つだけでなく、課題解決にも有用なメモ。いつでもどこでもサッと書けるような環境を常につくっている点も参考にしたいポイントです。
▼記事を読む