みなさんは自転車の盗難対策ってされていますか? 義務付けられている防犯登録も有効な手段ですが、自転車自体が発見されないとあまり意味がないですよね。

最近は高価な電動アシスト自転車を利用されている方も増えているので、万が一に備えたセキュリティ投資は損ではないかもしれません。

ということで今回は、紛失盗難時には世界中のiPhoneやApple Watchのネットワークで探すことができる自転車専用トラッカーORBIT X VELO」を試してみたレポートをお届けします。

3年長寿命の自転車専用トラッカー

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

さっそくこちらが「ORBIT X VELO」の本体。AppleのAirTagなど、一般的な忘れ物防止タグからすると少し大きめですね。

防水防塵性能はIP67のため、雨風の中で乗車しても問題ありません。

Photo: Haruki Matsumoto
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本体はネジ等も不要で簡単に開くため、電池交換も手軽。使われている電池もコンビニ等でも簡単に手に入るコイン電池(CR2032)なのが助かります。

電池寿命は約3年と長いため、一度装着してしまえば手間は少ないですね。

ボトルホルダーと同時装着で目立ちにくい

Photo: Haruki Matsumoto
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付属品は写真のとおり。

本体に加え、取り付けネジ2種(単体用/ボトルホルダー同時用)と工具、ボトルホルダー用穴が無い自転車に装着する場合のタイラップです。

Photo: Haruki Matsumoto
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ネジは六芒星のような形のトルクス型。プラスやマイナス、六角ボルトといった利用率の高い規格ではないため、いたずらされにくいのもメリットですね。

Photo: Haruki Matsumoto
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ボトルホルダー用のネジ穴がある自転車であれば取り付けは特に難しい点はなく、締め込んでいくだけ。

ボトルホルダーを装着できないシティサイクルや電動アシスト自転車の場合は、付属のタイラップで目立ちにくい場所に装着してください。

Photo: Haruki Matsumoto
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本体のみを設置したところがこちら。筆者の自転車は白フレームなので、黒い「ORBIT X VELO」は少し存在感がありますね。

Photo: Haruki Matsumoto
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続いては筆者が普段使っているボトルホルダーと一緒に装着してみます。尚、この場合は付属の長い方のネジを利用してください。

Photo: Haruki Matsumoto
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「ORBIT X VELO」がある分、少し浮いた感じにはなりますが問題なく装着完了。

ボトルホルダーともマッチし存在感は下がっているので、パッと見では追跡トラッカーとは気づかれにくいと思います。

iPhoneのネットワークで検知性能は高い

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

アプリは専用タイプではなく、iPhoneやMacに標準搭載されている「探すアプリ」を利用します。アプリの課金も不要ですし、機器登録なども簡単ですぐに設定できました。

Bluetoothが届く範囲であれば、サウンド再生などの操作も可能。一定距離を離れた際の通知設定もここから行えます。

数分毎にリロードしてチェックした様子を動画化したもの
数分毎にリロードしてチェックした様子を動画化したもの
Photo: Haruki Matsumoto

こちらは試しに友人のiPhoneと紐付け、筆者が自宅に乗って帰った際の様子。

GPSによるリアルタイム検知ではないため精度が気になっていましたが、数分毎にリロードしてみたところ、おおよそ正確に位置情報は取得できていました

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

最終的には駐輪場に置いた位置情報もバッチリと記録。今回試したエリアは駅付近で人通りも多かったため、精度はかなり良かったですね。

人口が少ないエリアだとここまでの精度は出ない場合もありそうですが、普及率の高いiPhoneやApple Watchのネットワークがあれば見つけられる可能性も高そうですよ。


iPhoneやApple Watchのネットワークで紛失盗難時の対策ができる自転車用トラッカー「ORBIT X VELO」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにておトクなキャンペーンを実施中。

執筆時点では、一般販売予定価格から9%OFFの5,450円(税・送料込)からオーダー可能でした。

スポーツバイクを愛する人はもちろん、日常の移動手段として高価な電動アシスト自転車を活用する方もぜひチェックしてみてください!

Photo: Haruki Matsumoto
Source: machi-ya