スマホの音楽を再生しながら動画を撮る方法は、過去記事でいくつか取り上げました。

Mideoというアプリは、この目的で私のホーム画面の主役になっています。私がガレージでリフティングのワークアウトを録画するときは、このアプリを使って、Peachesの『Hit it Hard』を聴きながら負荷の高いスクワットができるんです。

しかし、iPhoneで音楽を一時停止せずに動画を撮影するなら、もっと簡単な方法があるんです。

通常、カメラアプリで「動画」をタップすると、「録音」を押す前でも音声は停止しますが、「写真」モードなら、音声は再生されたままで、静止画を撮ることができます

適切なジェスチャーさえ知っていれば、写真モードで動画を撮ることができます。しかも、音楽はずっと再生され続けます。やり方は次の通りです。

  1. 音楽や別の音声を再生したままの状態で、カメラアプリを開き、「写真」モードになっていることを確認します。前面カメラでも背面カメラでも使用できます
  2. スクワットラック(または動画として撮影したいもの)に、普段と同じようにカメラを向けます。三脚を使用すると便利です。
  3. シャッターボタンに指を置き、円形の矢印ボタンに向かって右方向にドラッグします。
  4. シャッターボタンがあった部分が、動画を撮るときと同じ赤く四角い録画ボタンのようになります。この時点で、すでに録画中になっています。もう一度このボタンをタップすると、動画撮影が停止します。

これはQuickTakeの機能で、iOS 13から導入され、iPhone XS、XR、およびそれ以降のモデルで機能します。

これらのモデルは2018年に登場しているので、今はすべてのiPhoneにこの機能が搭載されていると考えていいでしょう(私のiPhone 12 Miniでも、ライフハッカー副編集長のJoel CunninghamさんのiPhone 14でも、問題なく使えます)。

この方法で撮影した動画と通常の設定で撮影した動画には、重要な違いが1つあります。

QuickTakeは常に1080p HD、30fpsで録画しますが、通常の動画モードだと、設定で解像度とフレームレートを調整することができます。

私は60fpsに設定していますが、スナッチに失敗したときに、なぜ失敗したのか確認するためにゆっくりとステップを踏みながら撮影するような場合に、より滑らかな動画になります。

QuickTakeは、写真用に設定したアスペクト比も使用しますが、これはカメラアプリから変更できます。

デフォルトの設定で問題なければ、QuickTakeはその名にふさわしく、音楽を再生し続けるための追加アプリなしで、素早く簡単に動画を録画することができます。

Source:Apple Inc