ほとんどの人が、トラベル・サイズの食品、洗面用具、その他基本的な日用品はたくさんあると知っていますが、自由経済の驚くべきところは、意外なものまでスーツケースに入るサイズで売られているということです。

今回は、あまり知られていないトラベル・サイズのものをいくつかご紹介しましょう。

1. CPAP装置

睡眠時無呼吸症候群や呼吸系の障害に悩まされている人や、就寝時に日常的にCPAP(持続陽圧呼吸)装置を使用している人は、かさばる装置を持って旅行をするのが大変なのはわかっていると思います。スーツケースやカバンでもかなりのスペースを使います。

そんな人には朗報です。CPAP装置にも、「ResMed AirMini」のようなトラベル・サイズのものがたくさん売られています。

機内での使用が認められているこの小さな装置は、便利な機能が満載で、驚くほど静かなので、機内やホテルで周囲の人に迷惑をかけることもありません。安くはありませんが、移動や旅行をよくする人は、お金を出すだけの価値があります。

2. 楽器

ミュージシャンの人は、大きな楽器を持って移動するのが悪夢だとわかっています。数年おきに、高価な楽器が飛行機や空港、TSA(米運輸保安局)の職員によって壊されたというニュースを耳にします。

追加料金を払って運搬しても、同じようなリスクはあります。しかし、外出先で演奏したいときでも、幅広い種類の楽器にトラベル・サイズがあります。

Pocket Piano」は、小さな四角のパーツからフルサイズのキーボードに瞬時に変形する、組み立てタイプのピアノです。

また、「Hofner Shorty」は、本当に小さなサイズで本格的な演奏が楽しめるエレキギターです。

3. カクテル・キット

飛行機で移動していると、せっかくゆっくりとお酒を飲む時間があっても、客室乗務員の用意できるお酒に限られてしまうので、物足りなく感じることがあります。

しかし、旅行用のカクテル・キットがあれば、モスコミュールからマルガリータにモヒートまで、好きなカクテルを楽しめます。

必要なのはアルコールだけで、あとはエコノミーの窮屈な環境で上品にお酒を嗜めるよう、このカクテルキットにすべてが揃っています。

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コーヒーメイカーやアイロンまでミニサイズ?
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