仕事を辞めてから、次の仕事が決まるまで、空白期間があき過ぎてしまうと、印象がよくありませんよね。
前職を辞めてから再就職するまでの期間に関して、やるべきことをご紹介しましょう。
退職してから再就職するまでの注意点
次の仕事が決まってから現職を退職することが望ましいのですが、理由は人それぞれ。
ひどい上司や燃え尽き症候群で退職した場合は、セーフティネットがない状態ではあっても、正しい選択をしたのかもしれません。
キャリアコーチのNancy Leightonさんは、将来採用面接を受けるときは、それが面接官にわかるようにしたほうが良いとして、次のように語っています。
転職先が決まる前に前職を退職した場合は、そのような選択をした理由をうまく説明する必要があるのです。
たとえば、退職理由はひどい上司のせいでなく、ボランティアに興味があったから、あるいは、他に興味が持てることや転職の可能性を探るためにクラスを受講したかったことにしたほうが良いでしょう。
米Lifehackerの過去記事でも触れていますが、無計画に仕事を辞めることは絶対にしてはいけないとLeightonさんは言います。
この場合の「計画」には、新しいスキルを身に着けたり、長い間興味があったのに手を着ける機会がなかった関心のある仕事の分野を追い求めることも含まれますよ。
退職してから次の仕事に就くまでのブランクの期間が長くなるほど、研修やボランティア活動を通じて新しいスキルの習得に取り組んでいない限り、採用候補者としての魅力を失うことを覚えておきましょう。
ただし、雇用市場が堅調であっても、次の仕事に就くまでの準備期間が予想より長くなるかもしれません。そのことは覚悟しておきましょう。
再就職するまでに許容されるブランクの長さは
「次の仕事に就くまでのブランクの期間を長くし過ぎないようにしてください」と、履歴書サービス会社Leet Resumesの創設者である Marc Cenedella さんは言います。
Cenedellaさんは、理想的なブランクの期間は2〜3カ月ぐらいであり、6カ月を超えないようにすることを推奨しています。
離職後のブランク期間の過ごし方
仕事を辞めるなら、方向転換だと考えれば一番よく理解できるかもしれませんよ。
自分のキャリアの方向性について、時間をかけて一生懸命考えましょう。
既に退職して「無」に足を踏み入れているなら、この遠大で、怖くて、ワクワクする問題を熟考するのは間違いなく本人の責任です。
ボランティアを通じて目的に専念しようと、別の職業に就ける可能性のあるクラスを受講しようと、何か新しいことを学ぶことは、これを達成する方法に違いありません。
うまくいけば、充電できたと感じるだけでなく、未来に何があろうと取り組む覚悟ができたと感じるかも。
——2021年7月27日の記事を再編集のうえ、再掲しています。