「メール破産(特定の日付をすぎた受信トレイ内のすべての電子メールを削除)」を宣言するアイデアは非常に人気があり、独自のWikipediaの記事さえあります。

そして、これは単にメールにとどまらず、個人的な「破産」を宣言し、今後、触れることがないと思われるゲーム、映画、電子書籍を大量に削除することは、広く支持されている一般的な行為です(米Lifehackerの中にも賛同者がいます)。

しかし、「破産」を宣言することは非常に急進的な措置です。代わりに「受信トレイ・アムネスティ(Inbox amnesty)」を試してみたらどうでしょうか?

受信トレイ・アムネスティ(Inbox amnesty)とは?

「受信トレイ・アムネスティ(恩赦)」のアイデアは、米Lifehacker編集者であるベス・スクワレッキから提案されています。

彼女は、メールをすべて削除するのではなく、選択してアーカイブすることで、メールゼロを達成することを提唱しています。彼女は「バッとやれば、これで受信トレイ未読がゼロになり、将来的にもうまくいくでしょう」と述べています。

リアルタイムで受信トレイを管理し、未読メッセージの数を抑えるための「ワンタッチ」ルールのようなテクニックがありますが、それでも受信トレイが手に負えなくなることがあるでしょう。

通知バッジの数が増えるたびに、気になってしまい仕事に集中できない人も多いはず。そういう場合は、受信トレイ・アムネスティを実行するのがおすすめです。

受信トレイ・アムネスティがおすすめな理由

「受信トレイ・アムネスティ」と「受信トレイ破産」はともに同じアイディアに基づいています。それは「すべてのメールを一掃し、未読メッセージが手に負えなくなる事態を防ぐ」という考え方です。

しかし、1つの重要な違いがあります。アムネスティはメールを完全に破棄することはありません。代わりに、それらを既読としてマークし、見えない場所にしまいます

これはつまり、やがて必要になった場合にそのアーカイブに戻り、連絡先情報や将来的にフォローアップが必要なスレッドを見つけることができるということです。

「破産」してすべてを一掃すると、過去のメールを参照することはできなくなってしまいます。もう手元にないメールを求めて、受信トレイを探し回ることにもなりかねません。

アーカイブされたメッセージが不要なままだったら、6カ月後にそれらを完全に削除するようにリマインダーを設定してもよいでしょう。しかし、ストレージを圧迫していない限り、いざという時に備えてそれらを保持していても別に問題はないのです。

「メールは即レス」が招く生産性低下。やり取りを減らして、円滑に仕事をするコツ | ライフハッカー・ジャパン

「メールは即レス」が招く生産性低下。やり取りを減らして、円滑に仕事をするコツ | ライフハッカー・ジャパン

Gmailの受信トレイをスマートに整理!迷惑メールをブロックせよ【今日のワークハック】 | ライフハッカー・ジャパン

Gmailの受信トレイをスマートに整理!迷惑メールをブロックせよ【今日のワークハック】 | ライフハッカー・ジャパン

Source: Wikipedia