ペンスタンドのように立たせられる“自立型ペンケース”は、場所を取らずに置けるため、フリーアドレスオフィスなど狭い机でも使いやすいのがポイント。

さらに、中に何が入っているのかがひと目でわかり、使いたい筆記具へサッと素早く手が届くなどの高い効率性もあって、非常に人気のジャンルとなっています。

ただ、自立型ならではの弱点が「倒れやすい」こと。机が揺れるとバタンと倒れて、ペン類や消しゴムなどの中身がザラッと飛び出したりして…片付けがとてもめんどくさい。

そこで試してみてほしいのが、クツワ「エアピタファスナー。なんと底面の吸盤によって多少の揺れなどモノともせず、机にピタッと貼り付いて倒れないのです。

【クツワ「エアピタファスナー」はこんな人にオススメ!】

  • 普段から文房具を持ち歩くことが多い人
  • カフェやコワーキングスペースなど、スペースが限られた場所で仕事をすることが多い
  • 自立式で効率性の高いペンケースを探している

立てて置くだけでペンケースが倒れない!

もともとクツワは、2020年に「エアピタ」と呼ばれる吸盤付きの自立型ペンケースを発売しています。

底面の吸盤でくっついて倒れない機能はかなり優秀だったんですが、ただデザイン的にわりと「ファンシー文房具」寄りなため、大人が使うにはちょっと気恥ずかしさもあって…。

そんな意見が多く寄せられたのかはわかりませんが、昨年末ついに待望の布ポーチ型「エアピタファスナー」が発売されました。

大人っぽいデザイン的にシンプルすぎず、オフィスで使っていても違和感はなさそう。

また、金属フレームのがま口で開閉するシリコン製の「エアピタ」(176g)に比べて、ポリエステル生地をファスナーで開閉する「エアピタファスナー」は重さ約半分の90gに軽量化

サイズ・容量はほぼ変わらず軽くなったので、これもシンプルにうれしいバージョンアップ要素と言えるでしょう。

なにより重要なのが、吸盤による貼り付き機能です。

使用する際は、本体を立てるようにして机にトンと置きます。はい、これだけ。

特に何か意識する必要もなく、ただ置くだけで底面に備わった薄型のシリコン吸盤が機能して、ピタッとしっかり机の天板に貼り付いてくれます

もちろん表面に凹凸のあるような机にはうまくくっつきませんが、一般的なデスクの化粧板であればまず問題はありません。

どれぐらいの吸着力かというと、本体を叩いて揺らすぐらいではビクともしないレベル。10インチのタブレットを貼り付けて持ち上げることもできるし、中が空っぽなら90度傾けてもくっついているぐらい強力です。

これなら、ペンを取り出そうとしてうっかり倒してしまう心配もないはず。転倒の心配をせずに使える自立型ペンケースは、それだけでストレスが少なく優秀ですよね。

それだけ強力な吸盤なら、使い終わったときに剥がすのが大変なのでは? という懸念はごもっとも。

剥がすときは、底面に見える「airpita!」と書かれたタブを軽く奥側に押しながら本体を持ち上げてください。それだけでスッと簡単に剥がすことができます。

そもそも底側に手をかけて持ち上げようとするとほぼ自動的にタブを押すことになるので、わざわざ「剥がそう!」と意識する必要すらありません。

ただ置くだけで机にくっついて、持ち上げるだけで簡単に剥がれる──何も考えずただ使うだけで、便利機能を享受できるよう工夫がされているのです。

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容量もたっぷり! 使い勝手も大満足
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