日経平均株価の最高値更新は感無量

2024/2/22猫の日に、日経平均株価は終値で34年ぶりに最高値を更新しました。

昨年、WBC(ワールドベースボールクラシック)で、侍ジャパンが大谷選手を擁して、世界一になりましたが、その時くらい嬉しかったです。

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バブル期の思い出

バブル期に最高値をつけたのは、1989年12月29日。私は、高校2年生の年末。大学受験を意識し始めた頃です。

子供だった私には、あまり実感はありませんが、日本は元気だったのでしょう。深夜番組では扇子を持った女性たちが踊ってました。

大学へ入学し、サークルの先輩に就職活動の様子を聞いたら、酒池肉林とまでは言いませんでしたが、企業から盛大に接待をしてもらったような話をしていました。

バブル後暗黒期

ところが、大学2年、3年と進むに連れて、就職市場は一気に冷え込みました。バブルが弾けて、各企業が不良債権をかかえてしまい、その処置をするのに手一杯で、新規採用を絞ってきたのです。

私が4年生になった1994年は、学部生向けの採用はほとんどなかったです。元々大学院に進学しようと思っていたので、就職活動はしていませんでしたが、就職した友人らは、かなり苦労をしたようです。

2年の修士課程を経て、上場企業に就職したのですが、企業のスタンスは基本的に節制で、締付けが厳しかった。昔のバブル時代の話も聞きましたが、だいぶ働き方も変わってきているようでした。45歳以上の希望退職も始まりました。

会社の収益も悪化して、会社に頼っているだけでは、将来が不安になり、なけなしの貯金で株投資を始めました。当時の日経平均は7,000円まで下がっていました。

積極的に売買をしていましたが、程なくして、会社を退社して、起業することにしました。忙しくて、しばらく株式はほったらかしにしていました。

アベノミクス相場

リーマンショックを過ぎ、投資を始めて10年後くらいに、久々に株式の事を思い出し、証券口座を調べてみると、購入した銘柄の一つの株価が、20倍くらいになっていました。

その株はインフラ系で、成熟企業となっていて、配当金が年々増えていました。配当金を元手に、日本株を買いました。

故安倍首相が、「アベノミクス」を打ち出し、株式市場に活況が戻ってきました。

コロナショックでは、半分ほど手仕舞いしましたが、再び株価は上昇。再び、株式を購入。その頃から今、最も注目されている企業「エヌビディア」なども手掛けるようになりました。みたてNISAも始めました。

そして先日、日経平均株価が最高値を更新しました。

運が良かった

こう眺めると、私のキャリアは、バブル後の暗黒時代からのスタートでした。ITバブルもありました。その後リーマンショックやコロナショックはありましたが、私にとっては、日経平均は基本的に右肩上がりだったので、良いタイミングで株式を購入できたのかなと思います。

確かにバブル期の大騒ぎは参加できませんでしたが、最高値付近で株を掴まされることはありませんでした。ある意味、運が良かったのかもしれないです。

我が家は株式を長年運用してきたので、含み益が大きいです。大暴落が起きても、元金までやられることはない。しかも資産全部を株に突っ込まず、バランスを取ってます。

日経平均株価の上昇がなければ、ここまで上手くいくことはなかったです。だからこそ、日経平均の上昇には感謝したいですし、最高値更新は本当に嬉しいです。

しばらくは高みの見物

今の勢いはとどまらず、日経平均株価は年内には4万円を突破するでしょう。今年から始まった新NISAにより、個人資産の流入が続き、まさに日本の夜明けとなる大相場になりそうな雰囲気です。

最高値ということは、少なくとも日経平均を取引している人たちは、だれも損をしていないのです。そんな状態で、売りに出す人は少ないため、上値はスルスル上がって行きやすい。

新NISAによる上昇はあるなと以前から予想していて、去年までに仕込みは終わっています。

今年に入ってからは、特に新規購入はしていません。入金しなくても、資産は増えていきます。しばらくはどこまで日経平均株価が上昇するのか、見届けたいと思っています。

今日のわかった

このタイミングで、市場に参加できていたことに、幸運を感じます。

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