新年度が目前に迫り、環境も自分も変化していく季節。
それでも移ろい行く周囲に流されないよう、自分を見失わずに道を選択していかなければなりません。
時に「自分にとって正しい選択とは?」と不安になったり、決断を前に躊躇してしまうこともあるでしょう。
今回は、そんな時のヒントになるような4つのアドバイスをお届けします。
変化は現状維持よりも人を幸せにする
自分の人生に変化を起こすのには、勇気が必要なもの。
もしこの決断のせいで後悔することになったら…などと考えると、なかなか行動に移れないですよね。
そんな背中を押してくれるのが下記記事で紹介している研究結果。
簡単に説明すると、人生に変化を起こした人と、そうしなかった人、両方を比較した結果、変化を起こした人の方が幸福になっているということが判明したのです。
この研究が教えてくれるのは、もっと思い切って決断していったほうが、幸せになれる確率は高いということ。そう考えると、少しだけ決断する勇気も出てきませんか?
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可能性の中から理想のシナリオを選択すべき
よりより未来へ向かうために、選択や決断のトレーニングを行なうこともできます。
特に「メンタル・タイムトラベル(心的時間旅行)」という能力を高めることが、将来につながる意思決定に役立つでしょう。
実際にトレーニングを実践してみると、自分の未来には複数の可能性があることに気づくはず。そして、その中から一番理想的なものに向かうためにはどのようなプロセスが必要か、逆算で考えていくことでより良い決断が下せるようになる、というわけです。
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「なにをすべきか」ではなく「なにを達成したいか」
失敗するかもしれないというリスクがある以上、決断とは不安との戦いでもあります。ともすると不安に負け、これまで慣れ親しんだ安全な領域に閉じこもってしまい、自分の可能性に蓋をしてしまいがち。
不安のなかで前に進むには、自分にとって「望ましいことをする」という意志が必要になります。逆にその意志と確信があれば、不安にも負けずに進めるわけです。
意志の根幹にあるのは「将来、なにを達成したいか」という根本的な目標。なので、進むべき道に迷ったときは、まず本来、自分はなにをしたかったのかに立ち返ってみるのがいいでしょう。
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内なる知恵=直感を信じること
最後に、迷ったときは自分の直感を信じてみるのも大切です。
なにか変化や決断を思い立ったときは、それが正しい、そうすべきと直感で感じたからのはず。しかし、直感の正しさを確かめるために外部に意見を求めたり、いろいろと考えた結果、ネガティブな要素が増え、迷いとなるのです。
ですが、「自分がなにをしたいか?」の答えは最初の直感のなかにしかありません。最初から「内なる知恵」でもある直感は、答えを知っているのです。
ですので、決断に悩んだときは一度、積み重ねてきた思考を取り払って考えてみてはいかがでしょう。
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案外、最良のアドバイスは自分の過去にあったりもします。
自分がこれまで決断してきたことを振り返ってみて、それが自分になにをもたらしたのか? そして本当にそれはそこまで悩む必要があったのか? など考えてみるのも、意外と効きますよ。