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タイマーに目盛りがついて経過時間が一目でわかる&休憩時間込みのリピート計測も可能な「ビジュアルバータイマー」を使ってみた


キングジムが2024年4月19日に発売予定の「ビジュアルバータイマー」は、タイマーに目盛りがついていることで細かい数字を見なくても「現在どれくらいの時間が経過しているのか」というのが一目でわかるようになっています。さらに、「3分計って、1分計って、さらに3分計る」というのを繰り返すインターバルを含むリピート計測機能も備わっているとのこと。そんなビジュアルバータイマーを一足早くキングジムから提供してもらったため、実際どのような見た目になるのかチェック&各機能を活用してみました。

目盛りで残り時間が一目で分かるタイマービジュアルバータイマーVBT10 | KING JIM
https://www.kingjim.co.jp/sp/vbt10/

ビジュアルバータイマーのパッケージは以下のような感じ。


背面には製品の特徴や仕様が記載されています。なお、今回使用するのはサンプル品のため、左下に「SAMPLE」とシールが貼られています。


製品仕様は以下のような感じ。タイマーはカウントダウン、カウントアップが可能で、カウントダウンは最大99分50秒、カウントアップは最大99分59秒計測可能です。また、設定したカウントダウンを繰り返す「リピート計測」機能では、最大99回の作業時間と98回の休憩時間を計測できます。時間を知らせるアラームは約10秒で自動停止。電池寿命は1日3回10秒を計測した場合に約2年間で、動作環境は温度が5度~35度、湿度30%~80%です。


パッケージから取り出すと、台紙の間に取扱説明書が挟まれていました。なお、電池は付属していないため、単4乾電池2本が別途必要です。


ビジュアルバータイマーの外観は、白い本体+2分割された液晶とすっきりしたデザインのため、設置場所を選ばずにマッチしそう。


ビジュアルバータイマーの外寸は横が約132mm、高さ約29mm、奥行きが約21mm。以下は交通系ICカードとサイズを比べてみたところ。


天面にはモードを切り替える「モード」ボタンと、時間を設定する「10分」「1分」「10秒」、タイマーの開始や停止、設定の決定をする「スタート/ストップ 決定」ボタンがあります。


底面はこんな感じ。


正面の右側側面にはアラーム音の切り替えスイッチがあります。アラーム音をミュートにするとカウントダウンが終わっても音がなりませんが、ビジュアルバータイマーには目盛りが表示されているため、じっくり数字を見なくても一目で時間経過がわかるというわけ。


反対側の側面は以下のような感じ。


背面にはマグネットがついており、冷蔵庫やホワイトボードなどに貼り付けて使用することもできます。


また、背面のカバーを外すことで単4乾電池用のソケットが現れます。


必要な単4乾電池は2本。


電池を入れると、右側の液晶に数字が表示されました。


ビジュアルバータイマー本体の重量は約56g。電池をセットした状態での実測は78gでした。


実際にビジュアルバータイマーを使ってみます。ビジュアルバータイマーには「カウントダウン」「カウントアップ」「リピート計測」と3つの機能が備わっています。まずはカウントダウンを試してみるため、「10分」のボタンを押したところ、液晶に「10M」と表示されました


「1分」を押したら1分追加されて「11分」に変更。


「10秒」を押すと10秒追加されるため、3回押して「30秒」に設定してみました。


合計「11分30秒」に設定してみたところ、左側の液晶に目盛りが表示されていることがわかります。


「スタート/ストップ 決定」を押してタイマー開始。


すると、約1分経過したあたりで液晶左側の目盛りが1本減少しました。


約半分経過したあたりで、目盛りの数も半分に減少しています。この目盛りは20本あるため、「設定時間÷20」だけ時間が経過すると目盛りが1つ減る感じ。そのため、目盛りを見るだけで「設定時間のうち何割くらい減少したのか」と一目でわかるというわけです。


ビジュアルバータイマーを使うとどのような感じで目盛りが変化していくのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。

目盛りつきのタイマーで経過時間が一目でわかる「ビジュアルバータイマー」を使ってみた - YouTube


一度設定した時間は、「1分」と「10秒」のボタンを同時押しすることでリセットできます。


リセットして液晶の表示が「00M 00S」になっている状態で「スタート/ストップ 決定」を押すと、ストップウォッチのようにカウントアップ計測ができます。


カウントアップは最大99分59秒計測可能なため、目盛り1つあたり5分という内訳。


さらに、「モード」ボタンを押すことで、カウントダウンやカウントアップのモードから、リピート計測モードに変更できます。


右側の液晶に時計のマークが表示されたら、リピート計測モードになっています。


まずは、カウントダウンの設定と同じように計測したい時間を入力。


計測したい時間を決めて「スタート/ストップ 決定」を押すと、液晶の時計マークがコップのマークに変わりました。これは「休憩時間(インターバル)」の設定に切り替わったことを示しています。


この状態でインターバルの時間を設定したらもう一度「スタート/ストップ 決定」を押します。


最後はリピート回数の設定です。液晶に「01」と表示されているのがリピート回数。


ボタンをよく見ると、「1分」ボタンの下に「リピート数」と書かれています。「1分」ボタンを押して、リピート回数を変更。


今回は「04」に設定してみました。


「30秒計測、10秒インターバル、4回繰り返し」に設定してみたビジュアルバータイマーでリピート計測してみた様子は以下のムービーを見るとよくわかります。

目盛りで経過時間がわかる「ビジュアルバータイマー」でトレーニングのインターバルやポモドーロ・テクニックを駆使できる「リピート計測」を使うとこんな感じ - YouTube


リピート計測を行うときも、カウントダウン・カウントアップと同様に「スタート/ストップ 決定」を押して計測を開始します。


カウントダウンしていき、目盛りが0になったらアラームがなります。ここまでは通常のカウントダウン設定と同じ。


しかし、リピート計測モードでは最初のカウントダウンが終わった後、あらかじめ設定したインターバルの10秒をカウントダウンします。この時、液晶の表示がコップのマークになり、インターバル中だということがわかります。


インターバルが終わると再度30秒をカウントダウン。時間の下に書いてある数字がリピート時間で、ここの数字が「04」から「03」に変化していることがわかります。このように、設定した時間、インターバルを、設定した回数繰り返すため、インターバルを含むトレーニングに活用したり、短い時間に集中して作業+短い休憩を繰り返すことで作業効率が上がるというポモドーロ・テクニックを駆使したりと、さまざまに活用できそうです。


ビジュアルバータイマーはマグネットで冷蔵庫に貼り付けることができるため、料理などの作業で忙しくしている時にもチラっとみるだけで経過時間が目盛りでわかりやすいというのは便利。また、トレーニングの時間計測や、集中したい作業時間の管理に使う場合でも、目盛りで一目見て経過時間がわかるのは集中力やモチベーションにつながりやすそうです。


ビジュアルバータイマーの価格は税別2700円で、2024年4月19日に発売される予定です。

また、ビジュアルバータイマーは以下のプレゼント記事からもゲットできます。

GIGAZINE春のプレゼント大放出企画「アンケートに答えて全部持っていってください!」 - GIGAZINE

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by log1e_dh

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