昨シーズン、日本人選手初のMLBホームラン王に輝き、1000億円の契約を結んだ大谷翔平が今年も大活躍している。そんな中、再注目されているのが大谷が高校時に書いたマンダラチャート(目標達成シート)だ。現役の小学校教諭であるぞう先生は「大谷選手が自身の“人間性を高める”ために、掲げた目標のひとつに『継続性』がある。継続することで何かをやり切り、達成感や満足感を得られると、成功体験につながる」という――。

※本稿は、ぞう先生『うちの子、脱・三日坊主宣言!』(総合法令出版)の一部を再編集したものです。

ゴール達成の木製ブロックを積み上げている手元
写真=iStock.com/takasuu
※写真はイメージです

「三日坊主は、遺伝、性格、やる気とははまったく関係ない」

「うちの子、どうすれば成績が上がりますか」
「うちの子、どうすれば運動ができるようになりますか」
「うちの子、どうすれば自分から積極的に行動するようになりますか」

突然ですがこういった悩み、ありませんか?

これは実際に僕の元に寄せられたお母さん、お父さんの声です。

僕自身、3人の子どもの父親なので、この気持ちはとてもよくわかります。子どもにはできれば成績を上げてほしいし、運動もできるようになってほしい、さらに自分から積極的に何でもチャレンジする子に育ってほしいものです。

はじめまして。ぞう先生と申します。僕は20年以上、小学校の先生をやっています。今まで見てきた子どもの数はざっと1000人を超えます。そのかたわら、(旧ツイッター)では、継続の方法や自分の体験談を30〜50代の方向けに毎日投稿しています。「継続アカデミー」というコミュニティーを立ち上げ、主に大人向けに継続のコツ(やり方)を教えています。

話を元に戻して、先の親御さんの悩みの答えとして僕はいつもこう話します。

「何でもコツコツと継続してやれるようになると成績は伸びますよ」

すると、ほとんどの方がそれはよくわかるのですが……と前置きした上で、こう切り返してきます。

「うちの子、何をやっても三日坊主なんです」
「うちの子、私に似ていて何かをコツコツすることが苦手なんです」

断言します。継続できない理由として、「遺伝」「性格」「やる気」「根性」「意志力」はまったく関係ありません。