ブックスタンドや棚に並んだ本から1冊抜き取ると、ぽっかり空いた空間に左右の本が倒れ込んでくること、よくありますよね。

そもそも崩れているのは見た目が悪いし、抜き出した本を戻すために直さなきゃいけなくてめんどうくさい。

どうせなら「本が絶対に倒れない本棚」があればいいのに…と思ったら、実はもうちゃんと発売されていました。

しかも棚の本が倒れないということには、見た目やめんどうくささ以上に、意外なメリットもあるんです。

【LIHIT LAB.の「1冊でも倒れないブックスタンド」はこんな人におすすめ!】

  • 読書は電子書籍よりも紙の本ですることが多い
  • 本を片付けるのが苦手でいつも散らかりがち
  • 効率よく整理整頓できる本棚が欲しい

絶対に本が倒れないスタンドで解決です

今回紹介したいのは、LIHIT LAB.の「1冊でも倒れないブックスタンド」です。

一見すると「ん? これがブックスタンド?」と思うような不思議なルックスですが、そのわかりやすい製品名そのまま、本を1冊立たせておいても倒れない、強固な“立たせ力”を持ったスタンドなんです。

といっても、ユーザー側はなにか特別な操作をしたり、面倒な手順を踏む必要はありません。ただいつもやるように、本をスタンドにスッと奥まで差し込むだけでOK

▼こちらもおすすめ!

すると、スタンド上部にずらりと並んだ三角形のストッパーが押されて、本の幅だけスッと持ち上がります

対して本の両サイドのストッパーは持ち上がらず定位置のまま。つまりこのストッパーが、本を倒れないように左右から挟みこんで支えている、という仕組みなんです。

これなら確かに本1冊だけでもきちんと自立可能なわけで、非常によく考えられたギミックだと思います。

さらには、本がズラリと並んでいる状態から1冊だけ抜き取ってみましょう。

すると抜き取った部分のストッパーは、ストンと下がって元の位置に戻り、本を抜いて空いた隙間を埋めてくれます。

これならどんなに分厚い本を抜き取っても、隣の本が倒れ込んでくることはないでしょう。

ストッパーは全部で23個が並んでいますが、これだけでは本が並べきらない場合は、連結も可能

左右の端にある連結器で組み合わせることで、スペースが許す限り好きなだけスタンドを増設できます

▼こちらもおすすめ!

抜いた跡が可視化されるから、本が散らからない!

抜き取った本の幅だけぽっかりと空いた空間というのは、要するに「この幅の本がここに収まります」という情報にほかなりません。

つまり、抜き出した本を戻す位置が分かりやすいので、本が散らかりにくい=整理整頓がしやすいんです。

片付けが苦手なタイプの人は、取り出したものをどう戻していいのかわからなくなりがち。

結果、元の位置に戻せなかったものが積み重なって散らかっていく→さらに戻す位置がわかりにくくなる、という負のループが発生します。

しかし逆に言えば、本をどこに戻せばいいのかさえわかっていれば、片付けるのはさほど難しい話ではないということ。

片付けに苦手意識を持っている人でも、これなら想像以上にスムーズにブックスタンドの整理ができるようになるはずです。

きれいに並べてあったはずの資料本がいつの間にか散らかって山積み…なんて汚デスク環境から脱出したいのであれば、ぜひ導入してみてください。かなり快適になりますよ。

――2023年2月21日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

▼こちらもおすすめ!

外出先でもトラックボール使いたい!そんな人にオススメのミニサイズ見つけた【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン

外出先でもトラックボール使いたい!そんな人にオススメのミニサイズ見つけた【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン

Ankerのモニター台×USB-Cドックなら配線が一気に片付く。これが正解なんだって【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン

Ankerのモニター台×USB-Cドックなら配線が一気に片付く。これが正解なんだって【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン

>>もっと【今日のライフハックツール】を見る

>>「ワークスペースを整える」の記事を見る

執筆: きだてたく(文房具ライター)

Source: LIHIT LAB. , Amazon.co.jp