LINEで失敗しないためには、どこに気をつけるべきか。YouTubeチャンネル「魅力の大学」を運営する恋愛屋ジュンさんは「LINEには『業務連絡』と『コミュニケーション』という2種類の使い方がある。これを混同すると、相手に嫌悪感を与えてしまいやすい」という――。

※本稿は、恋愛屋ジュン『恋愛の大学』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

「交際前」と「交際後」でLINEの使い方は変わる

私はこれまで、恋愛講師として延べ6000人の男性に講義してきました。

男女の違いを科学的に解説し、日本中で起こっている男女のすれ違いをなくし、幸せなカップルを増やすことを目標に活動しています。

男女というのはそもそも、同じ人間ではあるけれど、体の作りも、脳の構造もまるで違う生き物です。「相手の気持ちを考えろ」と言われても、まるで違う生き物なのだから、一生懸命考えても間違った行動しか出てきません。

その結果、世の多くの男性は、気になった女性に間違ったアプローチをして嫌われたり、カノジョや奥さんに愛想を尽かされたりするのです。

これは恋愛だけでなく、職場での上司・部下・同僚や取引先との関係でもまったく同じことだと思います。

今回はLINEのやりとりについて考えてみましょう。

交際前は業務連絡のみでいい

現代では、LINEは恋愛と切っては離せないツールとなっています。

夜、屋外でスマホを使用する男性の手元
写真=iStock.com/DMP
※写真はイメージです

LINEには「業務連絡」と「コミュニケーション」という2種類の使い方があります。

「業務連絡」とは、例えば「ご飯行こう」と誘ったとします。すると、「いつにする?」「○日はどう?」「○時に新宿ね」などと実務的な連絡のやりとりをする使い方です。

一方、「コミュニケーション」は、「今日仕事でこんなことがあったよ」「今日オムライス食べて美味しかった」「こんなマンガがあるから今度読まない?」という気持ちや意見の伝え合いです。

この2種類の使い分けが非常に重要なのですが、世の多くの男性はこのポイントがわかっていません。

ずばり、交際前は業務連絡のみ。交際後からはコミュニケーションツールに移行します。

対女性とのLINEの使い方
イラスト=田島ゆみ
出典=『恋愛の大学』(飛鳥新社)

付き合う前の「長文LINE」は一撃でアウト

多くの男性が「LINEで仲良くなってからご飯に誘おう」などと考えますが、それは間違いです。あなたが「彼氏」のポジションになったときから、女性は「あの人、何してるんだろう?」「今日も元気だったかな?」などあなたの行動に興味が出るのです。

長々続けるのは、付き合った後。これを覚えておいてください。

それを踏まえて、交際前に「やってはいけない8つのLINE」をご紹介します。これをやったら、ほぼ一撃でアウトです。

▼やってはいけないLINE① 長文

長い文章は、読みたくないですよね。特にLINEは、ワンスクロール以上あったら見る気がなくなります。LINEは基本的にチャットのツールなので、長文が来ると「メールかよ」とツッコミたくなります。

だから、男性はなるべく短文を意識してください。長文は、受け取る側が重く感じてしまいます。読む相手である女性に労力をかけさせないのが大切です。

これは逆もしかり。長文を送ってくる女性はたいていヤバいです。

「返すのが面倒なので後にしよう」「こんな長文を毎回送られたら大変。早く終わらせよう」という気分になるので、LINEの長文はやめましょう。