現在、デバイスを充電する主な方法は2つあります。電源にケーブル接続するか、Qi対応デバイスを使ってワイヤレスで充電するかです。

もうひとつ、NFC経由でデバイスを充電することができます。

実はGoogleは、次期リリース予定のAndroid 15アップデートで、スマートフォンへのNFC充電導入を検討しているようですが、その理由は明らかではありません。

Android AuthorityのMishaal Rahman氏は、Googleが2024年4月11日にリリースしたAndroid 15の最初のベータ版(英文記事)で、この機能を発見しました。

NFC充電は、いつ使うものなのか?

AndroidにNFC充電が追加される時期はわかりませんが、現時点でこの技術を急ぐ実際的な理由はありません。

NFC経由での充電は、Qiによるワイヤレス充電よりも (もちろん、有線充電よりも) はるかに遅くなるでしょう。なぜなら、この規格は最大1Wまでの充電しかサポートしていないからです。

一方、Qiの場合、デバイスと充電器によって異なりますが、最大出力は15Wです。

最新のスマートフォンをNFC経由で充電するには、長い時間がかかるでしょう。OnePlus 12のようなスマートフォンを30分ほどでフル充電できることを考えると、NFC充電はそれほど実用的ではないように思えます。

AirTagやTileトラッカーをスマホで充電?

けれどもこの規格は、Bluetoothトラッカーやスタイラスペンなど、小さなバッテリーを使用する小型デバイスには有用かもしれません。

その場合でもやはりNFC充電は低速ですが、現在のところ使い捨て電池を使用している製品に充電式電池を搭載できるようになるかもしれません。

バッテリーが切れたら捨てるのではなく、AirTagやTileトラッカーなどをPixelの隣に置いておくだけで、受動的に充電できると想像してみてください。

つまり、スマートフォンで新しい充電方法を利用できるようにするよりも、むしろスマートフォン本体からのNFCワイヤレス充電を可能にするものかもしれません。

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Source: Android Authority, Phone Arena