WWDC 2024はAppleの大きな発表会ですが、今春はそれ以外のイベントも発表されました。
Appleは5月にイベント開催を計画しており、公式な詳細情報はありませんが、どうやらiPadに関するイベントだというのは明らかなようです。
AppleのiPadのイベントはいつ?
「Let Loose」と呼ばれているAppleの新しいイベントは、5月7日(火)午前7時(米国太平洋時間)で、日本時間では5月7日(火)午後11時に開始します。
通常イベントは午前10時に開催するAppleにしては、開始時刻が早いです。
しかし、Appleが時間をずらしたのは、最近の記憶でも今回が初めてではありません。10月に行われた「Scary Fast」というM3シリーズを発表したMacのイベントは、事前収録したものを午後5時に開始しました。
午前10時は、WWDCやiPhoneの発表など、大きなイベントのために取っておいてあるのだろうと思います。
「Scary Fast」と同じように、「Let Loose」も事前収録された、apple.comで開催するイベントになります。
iPadのイベントでAppleは何を発表する?
Appleはイベントの詳細は何も発表していませんが、iPadに関するものである可能性が高そうです。
イベントのロゴは、Apple Pencilを持った手が何かを描いているところを、Appleのロゴに模したデザインになっています。言うまでもなく、iPadに関する噂は、ここ2〜3カ月の間にかなり出回っています。
具体的には、Appleは最新のM3チップを搭載したiPad Pro、より大画面のiPad Pro、そしてiPadでは初めての有機ELディスプレイを搭載したiPadを発表するのではないかと、BloombergのMark Gurmanは主張しています。
また、トラックパッドがさらに大きくなった、新しいMagic Keyboardを発表するかもしれません。
iPad Airの噂
iPad Airの方が好きな人には朗報です。Gurmanは、AppleはiPad Airも刷新し、M2チップを搭載し、サイズも10.9インチ(iPad Airの標準サイズ)と12.9インチ(現行の大きなiPad Proのサイズ)の2つのオプションを用意していると言っています。
iPad Airに有機ELディスプレイを搭載する可能性は低いですが(個人的に有機ELディスプレイは「Pro」に搭載されるものと推測しています)、iPad Airには有機ELの次に良い「mini LED」が搭載されるのでは、という噂もあります。
「mini LED」ディスプレイは、コントラストを細かく制御するために、数千ものローカルディミング(部分駆動)のゾーンがあるので、画像の暗い部分が真っ黒に見えます。
すべてのピクセルが必要に応じて消える有機ELには及びませんし、画面に表示されるものの周囲が光でにじむように見える「ブルーミング」の問題もありますが、現行のiPad Airに搭載されている従来のLEDディスプレイよりも、はるかにコントラストが素晴らしいです。