このままではいけないと思いつつも、なかなか改善できない「先延ばし癖」。
しかし日々、目の前の仕事に追われていると、自分の働き方を振り返り、根本的な改善を考える時間はなかなか持てないもの。
時間にゆとりのある連休こそ、少しだけ自分の先延ばし癖の原因に向き合い、もっと気分良く効率的に働く方法を考えてみるのはいかがでしょう。
「休みの日に仕事のこと考えるの?絶対やだ!」と思う気持ちもわかります。しかし、これは1つの有益な自己投資。なぜなら連休はあっという間ですが、仕事には終わりがないですから…。
というわけで、今回はあらためて先延ばし癖と向き合い、改善するアイデアをいくつか用意しました。
なんで先延ばししてしまうのか理解する
まずは、自分がなぜ先延ばしをしてしまうのか、原因を考えてみる必要があります。
実は先延ばしに至る思考は人それぞれで、「不安が多くて慎重になってしまう」というタイプもいれば「どうにかなるだろうから今はいいや」というタイプもいるでしょう。
それぞれ改善に効果的なアプローチも違いますので、下記記事を参考に、自分が先延ばしをしてしまう理由を見つめ直すことからはじめましょう。
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時間を切って考える
締切がない仕事というのは、よほど暇でない限り、なかなか着手する気にならないのが人の心。
なので、ズルズル先延ばししてしまう案件は、時間的制限を設けるのが一番の解決策です。
とはいえ、「この案件はいつまでに終わらせる!」のような締切だと、ギリギリまで寝かせてしまうことも、よくありますよね。
なので、タスクを小さく分割したうえで、「小さな締切」をつくるのがおすすめ。そのほか、自分の時間の使い方を把握し、管理するなど、先延ばしに効く時間的アプローチが下記にまとめてあります。
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まずは「仮決め・仮行動」からはじめる
「どう手をつけたらいいかわからない」「しっかり計画を立てなければ気が済まない」という理由で先延ばししている人は、行動のハードルを無意識に上げすぎています。
実際は量から質が生まれることも往々にしてあることなので、行動量を増やすことは仕事のうえでとても大切だったりします。
そこで、これまでなかなか踏み出せなかった第一歩のハードルを下げるために、「仮決め・仮行動」という考え方を取り入れてみてはどうでしょう。
行動から軌道修正していけば、自ずと仕事の質も高まるもの。最初から質を求めなくても良いのです。
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長期目標には「ゼロデイをなくす」思考で取り組む
長期的な目標の場合、差し迫った状況ではないので放置してしまいがちなのですが、ツケは確実に回ってきます。
先延ばしせずに確実に仕事を進めるために役立つのが「ゼロデイ」思考。
目標達成につながることを、なにひとつしなかった日=ゼロデイをつくらないようにする、というのがこのアイデアです。
ゼロでなければ、どんな些細なことであっても構いません。日々の小さな前進の積み重ねが、プレッシャーを軽減し、やる気を増大させてくれます。
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連休明け、放置していた案件をやっつけてやるという気持ちになりましたか? 自分をフル充電して、攻めの姿勢で日常に帰っていきたいものですね。