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「勇者」であり「社畜」でもあるってどういうコト?マンガ「勇者で社畜の兼業ライフ」の見どころ振り返り&今後の展開を先取りしてみた


フルカラーマンガ「勇者で社畜の兼業ライフ」は、異世界の勇者が現代日本に迷い込んだ結果ブラック企業でコキ使われるという導入で、連載開始直後に多くの反響をいただきましたが、制作の事情により長く更新をお休みしていました。そんな「勇者で社畜の兼業ライフ」は2024年5月2日から連載再開し、その後は毎月1話ずつ更新&スピンオフも数話掲載予定となっているため、今から読み始めても魅力がよくわかるよう物語を振り返り&見どころ紹介&今後の展開をちょっとだけチラ見せします。ぜひ作品を応援お願いします!

第1話は以下から。

デスマ1「兼業、はじめました!」を読む!


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◆「勇者で社畜の兼業ライフ」ってどんな話?
「勇者で社畜の兼業ライフ」の主人公であるクズールは、「コナム」という世界の勇者。しかし、勇者・クズールの名前は「ビビりでへたれなへっぽこ勇者」として知られていました。冒険は疲れるし、魔物なんて怖いし、仲間は厳しい。それでも仲間たちの助けがあって、なんとかやってこれた名ばかりの勇者。


ある時、魔王軍からの強力な刺客・デュラハンに襲われた結果、勇者パーティは惨敗。戦うことすらできなかったクズールは、デュラハンの攻撃に消し飛んだかのように見えました。


しかし、クズールは見知らぬ世界で目を覚まします。見慣れない風景、見覚えのない人たちに戸惑うクズールに、声を掛ける女性がいました。


クズールを「勇者のコスプレ」だと声をかけてきた女性は、とあるゲーム会社の幹部でした。行き場のないクズールは、彼女からの誘いに付いていった結果、逃げることのできない超絶ブラック企業に入社することになってしまいます。


その後、コナムに帰ることができたクズールでしたが、会社に残してきた仕事はなくなりません。結果としてクズールは、「平日は超ブラックな会社員、休日は魔物と命懸けで戦う勇者」というしんどすぎる二重生活を送ることになりました。


勇者と社畜の兼業は大変すぎるけれど、ちょっとだけ利点もある様子。社畜として鍛えられた体力と精神力は、魔物に立ち向かう原動力に。勇者として得た経験と知識は、ゲームを作るためのアイデアとイマジネーションに。それぞれの経験値が相互に影響を与えて、クズールは最強の勇者&最強の社畜になる……はず。


そんなクズールの最終目標は、大きく分けて4つ。1つ目は、クズールが拾われた会社で作っている大作ゲームを完成させること。制作中のゲームを完成させることなしに、故郷に帰ることはできません。


2つ目は、魔物に占拠された故郷を取り戻すこと。そのためには、弱い魔物たちだけではなく、宿敵であるデュラハンにも勝つ必要があります。


3つ目に、クズールを狙う「魔王」に勝たなければ、コナムという世界を救うことはできません。社畜として鍛えられて、少しはまともな勇者になったクズール。しかし、果たして魔王の元にたどり着くことはできるのか。最後に、4つ目の「クズールの最終目標」は、今はまだクズールも知らないたくさんの事情とともに、最終章で明かされます。ぜひ楽しみに連載を追いかけていただけますと幸いです。


さらに、本編とは別に、原作者書き下ろしエピソードをマンガ作者の森野モトさんによる作画でお届けするスピンオフエピソードも掲載予定です。こちらもぜひお楽しみに。


◆ここに注目!エピソードの見どころ&キャラクター
「勇者で社畜の兼業ライフ」第2話では、仲間たちに連れ戻されたクズールが半年ぶりに勇者業を再開。


すぐに魔物「タスク」の群れとその上位種「マルタス」に囲まれてしまいました。これまではビビって隠れて戦力にならなかったクズールですが、社畜でコキ使われた精神力のおかげか、恐れなく魔物に立ち向かっていきます。


また、兼業勇者の利点は心身の成長だけではありません。苦手だった魔法の勉強も、覚えざるをえなかったプログラミングの知識と組み合わせたら、難しいなりにうまく使えるようになったクズール。このように、会社員の経験が勇者に、勇者の経験が仕事に、それぞれ生きていくストーリーが見どころのひとつ。


そして、リベンジの機会はすぐにやってきます。宿敵であるデュラハンと再会したクズールですが、あの時のようにへたれて戦えないなんてことはありません。この因縁バトルの結末が第2話&第3話で描かれるので、ここも注目。


その他の注目ポイントとして、クズールという主人公のユニークさがあります。基本的には、兼業生活にひいひい言いながら横暴な上司と乱暴な仲間たちに泣かされる日々ですが、性根にはダメ勇者時代のダメっぷりが残っている様子。以下は、魔王軍の最高幹部・コンプラがクズールに「魔王軍に入れ」と誘惑しに来たエピソード。勇者ならば魔物の誘いなどスパッと断ってほしいものですが、クズールは甘言にあまりにも弱い元ダメ勇者。果たして誘惑に負けず正義を貫くことができるのか?


さらに、勇者で社畜の兼業エピソードには、魔王軍の刺客が会社にやってきてクズールの仕事を妨害しようとしたり、クズールには絶対に勝てない敵が現れたから仕事の経験を生かして召喚獣と「契約」を結ぼうとしたり、忙しすぎて余命を宣告されたりと、ハチャメチャで笑えるものが盛りだくさん。


また、愛らしいキャラクターたちもオススメポイントです。以下の3人はコナムでのクズールの仲間で、左が唯一クズールに優しい神官を務める天才少女・ファロン、中央がクズールに厳しくも優しい魔法使い・エクレル、画像右がバトルになるとケモ耳が生える格闘戦士・フレア。


クズールを拾って兼業生活も提案したゲーム会社の上司は、会社に現れてチヤホヤされる魔物に「ヒロインは私」と主張しています。「勇者で社畜の兼業ライフ」は会社とコナムで半々くらいエピソードがありますが、会社側のメインキャラは基本的に彼女。ただし、クズールにとっては横暴な上司なので、「敵」であることも多そう。


魔王に仕えてクズールの仕事を邪魔しに来るサキュバス(画像左上)、召喚魔法によって呼び出した精霊・イフロッグ(右上)、魔王軍最高幹部のコンプラ(左下)のほか、クズールとともに傷付き戦う会社の仲間たち(右下)の活躍にも注目。


「勇者で社畜の兼業ライフ」はGIGAZINEマンガ大賞の受賞作からの連載です。原作脚本や作画、もちろんマンガ作品もいつでも募集中なので、興味がある方はぜひ以下のリンク先から詳細を参照して応募してください。それでは引き続き、よろしくお願いします。

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in マンガ, Posted by log1e_dh

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