来客用の臨時布団や災害への備えなど、寝袋の活用シーンはアウトドアにとどまりません。それどころか、もはやインドア派も必須のアイテムではないでしょうか。

いっそのこと、掛け布団の代わりに使えたらめちゃくちゃ便利なのでは? と思っていたところ、布団並みのボリューム感を誇る「レリーバー®シュラフ.Ver3」を見つけました。

これなら掛け布団としても使えるかもしれない…!ということで、サンプルをお借りして試してみました。アイテムの特長と合わせてレビューしていきます。

羽毛みたいにあたたかい

Photo: にしやまあやか
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まずは、「レリーバー®シュラフ.Ver3」の特長をおさらい。この寝袋を語る上で欠かせないのが、中綿に使われる人工羽毛の存在です。

最高級羽毛の形状を100%リサイクル素材で再現した最新素材「Air Flake®︎」は、羽毛並みの保温力を持つアニマルフリーでサステナブルな素材として注目されています。噂の素材をたっぷりと詰め込んだ寝袋は、ふわっふわの触り心地でした。

自宅にあった別の寝袋と比較してみると、「レリーバー®シュラフ.Ver3」はまるで布団のようだというのがよくわかります。ボリュームに明らかな差がでました。

Photo: にしやまあやか
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寝袋の中に入って保温力確かめてみると、入った瞬間にじわ〜っと暖かくなっていくのを感じました。それでいて、めちゃめちゃ軽くてふわふわ。これはぐっすり眠れそうです。

安心感&ゆとりのブーツ型

Photo: にしやまあやか
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レリーバー®シュラフ.Ver3」の独特の形も、多用途使いを可能にしてくれるポイントでした。

一般的に、寝袋の形状と言えば体を丸っと包み込むマミー型と、ボックスタイプの封筒型があります。一方の「レリーバー®シュラフ.Ver3」はそのどちらでもなく、「ブーツ型」という独自の形状をしています。簡単に説明するならば、マミー型と封筒型の良いとこ取りした形と言えます。

Photo: にしやまあやか
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より詳しくみてみると、ファスナーを正面中央に置くとマミー型っぽく、ファスナーを左右どちらかに寄せると封筒型っぽく使えるようになっていました。

Photo: にしやまあやか
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頭まわりには、ドローコードが付いており、入り口から冷気が侵入するのを防げるようになっています。この構造はマミー型っぽいですよね。ドローコードのちょうど反対側にはポケットが用意されており、ここにタオルなどを入れると枕を作れます

Photo: にしやまあやか
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だから、こんな風に首まわりまでしっかり包まれてポカポカ。暖かさと安心感についつい表情も緩んでしまいます。

掛け布団としても使えた

封筒型状態で使用することも可能なほか、ファスナーをひらけば、大きな掛け布団にも変身します。

試しに一晩、掛け布団にして寝てみたところ、朝までぐっすり快適に眠れました。

ボリュームたっぷりな「レリーバー®シュラフ.Ver3」だからできる、寝袋の新しい使い方かも。これなら、日頃は掛け布団として使っておいて、もしもの時は畳んで持ち出せて一石二鳥です。

広げた状態では幅約170cm×長さ210cmとシングル布団よりも少し大きめ。寝返りを打ってもはだける心配のないサイズです。暖かさは十分なものの、布団は重ためが好みな私にはちょっと物足りないくらい軽く、持ち運びにも便利でしょう。重さが足りなければタオルケットや毛布を足せばOKです。

お手入れも簡単だから使い倒せる

洗濯しても中綿が偏ったり吹き出したりしにくい設計のため、洗濯機で丸洗いOKなのもありがたかったです。汗をかきやすい夏場なども気になったらすぐに自宅でお手入れ可能です。ものによっては、一般的な掛け布団よりもお手入れが楽なんてこともあるかもしれません。

乾燥は、陰干しやコインランドリーの大型乾燥機を使って。乾けば元通りのふわふわ寝袋に元通りです。

今回はインドアでの利用でしたが、もちろん、キャンプなど屋外でも使用可能。保温力が高いためオールシーズンお使いいただけます。まだまだご紹介したいポイントがたくさんありますので、ぜひ商品ページものぞいてみてください。

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Photo: にしやまあやか

Source: CoSTORY