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「喜びの道をひらく 天の言霊の道 ―毎日を好転させる喜びの習慣」北川 達也

2024/05/02公開 更新
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「喜びの道をひらく 天の言霊の道 ―毎日を好転させる喜びの習慣」北川 達也


【私の評価】★★★☆☆(79点)


要約と感想レビュー

神道の精神とは

神社の神職資格を取得した著者に、神道の精神を教えてもらいましょう。


まず、環境や自分自身に不満をもつのではなく、喜びをもたらす思想で、良い言葉を発しようとしています。なぜなら、私たちはこの世に奇跡的に送り出された神様の子であり、環境も、自分自身が引き寄せたものだからです。


自分の考える思想や発する良い言葉が、自分自身に喜びをもたらし、人生を喜びで満たしてくれるのです。だから、家事や仕事では不満をもたないようにして、喜んで家事や仕事をしてみることを提案しています。


世の元の喜びの言葉・・うれしい・・楽しい・・面白い・・おいしい・・幸せ・・有りがとう(p65)

過去の解釈は変えられる

反対に、他人からの不名誉な言葉は真に受けないように警告しています。特に、自分の名誉を傷つける言葉には拒絶するとしています。そして、「神様が、守ってくれている」と強く信じ、自信と勇気をもちつづけることで、自分を傷つけないことが大切なのです。


また、過去のトラウマに悩んでいる人もいるでしょう。そうした人は、過去の解釈はいくらでも変えられるので、嫌な記憶は良いものに転換したり、縮小化するとよいという。過去にとらわれるよりも、現在、自分が与えられている恵みに感謝し、自分自身が生かされていることに気づくことが大事なのです。


嫌な記憶を縮小化する・・過去は、すでに過ぎ去っている(p61)

自分も他人も認める

人間関係のコツは、へりくだることです。傲慢になっったり、マウントをとるような人は、人間関係を壊してしまいます。他人に親切な行いを実践し、他人の素晴らしいところを認め、たたえ、ほめたりする言葉掛けが大切です。


他人の才能を認め、自分も卑下せず自信と勇気をもち、自分自身の才能をも認めることが重要なのです。引き寄せの法則や、成功法則に近いと感じました。北川さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・喜びの呼吸法・・空気の有りがたさを感じ、ゆっくりと、息を吸い込む(p31)


・自制が必要なところは自制して、喜びを養うために、この世の人生で、自然な欲求をも温かく見守りたい(p47)


・すべての人に存在価値があると考えよう・・悪人をも、人と信じて自分自身の心の平安を保ちたい(p97)


▼引用は、この本からです
「喜びの道をひらく 天の言霊の道 ―毎日を好転させる喜びの習慣」北川 達也
北川 達也 、コボル


【私の評価】★★★☆☆(79点)


目次

喜びの道をひらく「十の扉」
始めに
第一の扉 喜びが満ちる神の国
第二の扉 喜びを呼び寄せる
第三の扉 喜びの人生をおくる
第四の扉 嫌な思いを解消する
第五の扉 心の自由を取り戻す
第六の扉 夢や目標を定める
第七の扉 慈愛の心を起こす
第八の扉 慈愛の心を実践する
第九の扉 神に祈りをささげる
第十の扉 喜びの道をひらく
結び
特別付録 喜びの道への毎日習慣メソッド
参考資料 イエス・キリストの言葉



著者経歴

北川 達也(きたがわ たつや)・・・1971年10月、東京生まれ。國學院大學神道文化学部 卒業。神社本庁から、神職養成機関で取得できる最高階位である「明階」を授与される。神職養成の実習は、三重の伊勢神宮や島根の出雲大社、東京の明治神宮などで修める。仏教では、サンスクリット語やパーリ語、漢語などに精通している仏教思想研究家の植木雅俊氏に師事する。また、公益財団法人 中村元東方研究所・東方学院の研究会員となり、原始仏教を学ぶ。2005年9月よりソフトウェア開発の会社経営を行っている。この目的は、「世のため、人のため」という「神道的な精神」を社会生活の場で実践することにある。神道的な精神を伝えるために、「北川達也の定例セミナー」を毎月開催している。


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