Macを使っているとSafariは見落としがちですが、そうなるのもわかります。

でも、それは間違いです。Macを手に入れた人は、少なくとも2週間はSafariを試してみるべきです。

なぜなら、私の個人的な意見ですが、Safariはすごくいいからです。私は単にインターネットに時間を使い過ぎているだけの普通の人間で、よく間違いもしますから、ChromeやArcを使っているMacユーザーが客観的に間違っていると言うつもりはありません。

私がたまたまSafariが好きなだけです。

Safariのリーダーモードは完璧

Credit: Justin Pot
Credit: Justin Pot

現在のWebの閲覧は悪夢のようです。広告、ポップアップ、サイドバーで記事を読む体験が邪魔されます。

Safariのリーダーモードはそういう邪魔ものをすべて排除し、ユーザーが見たいもの、つまり現在のページの記事だけを表示します。

さらに良いことに、Webサイト全体がバックグラウンドで開かれたままなので、サイト側から見れば、Safariユーザーは広告をブロックしてさえいないことになります。

複数のブラウザがリーダーモードを提供していますが、私の経験ではSafariが最も優れています。常に記事全体を取り込むのに最適で、クリックやキーボード・ショートカットで操作できます。

さらに優れているのは、どのWebサイトでもリーダーモードをデフォルトのエクスペリエンスに設定できることです。

特に煩わしいページを開き、画面上部のメニューバーで「Safari」をクリックし、「設定」のすぐ下にある「オプションの設定」をクリックするだけで完了です。

利用可能なときにリーダーモードを使用する」にチェックを入れると、そのWebサイトの記事を開いたときにデフォルトでこのモードが起動するようになります。この機能を知ってから、以前は読めなかったWebサイトがどれだけ便利になったことか。

どちらのアプリケーションも、特定のWebサイトに対してデフォルトでリーダーモードを使用する設定は提供していません。これが、私がSafariを好む主な理由です。

プライバシー機能が優れている

ハイテク企業について、そしてそれらの企業がユーザーをどのように扱うかを考える方法の1つは、その企業のインセンティブを見ることです。

Appleは基本的にハードウェアの会社で、もちろん、サービスも販売していますが、ほとんどの場合、Appleはユーザーのスマホやコンピューターの購入で収益を得ています。

一方、Googleは広告会社であり、その収益モデルはユーザーに関する情報の収集に基づいています。ですからユーザーがChromeを所有すると、そのミッションを助けることになります(Arcは今のところ儲かっていませんが)。

では、私はAppleを信頼しているのでしょうか? そうとも言えません。しかし、AppleはSafariをGoogle Chromeに代わって、よりプライバシーを重視したブラウザとして公に位置づけています。

このブラウザはデフォルトでクロスサイトトラッキングをブロックし、トラッカーからIPアドレスを完全に隠すことができます。このようなプライバシー保護の変更は実際に影響を及ぼしており、2022年にはFacebookに100億ドルを費やしています。

Safariを見逃さないで

繰り返しになりますが、この記事に書いたことのほとんどは、ネットに費やす時間が長すぎるだけでなく、ブラウザを切り替える時間も長すぎる人間のたわごとにすぎません。

Safariはよく機能してくれて、邪魔にならないので、私は結局Safariに戻って使い続けています。もちろんダメな点もあります。

たとえば、拡張機能のエコシステムはそれほど強固ではないし、Safariで閲覧するとデザインが悪いサイトは完全に壊れてしまうこともあります。しかしほとんどの場合、Safariは効率的に仕事をこなすツールです。

私は他のブラウザよりも気に入っています。読者の皆さんもSafariを使ってみると、私と同じように感じるかもしれません。

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