2025年最初のPixel Dropは、Googleのスマートフォン、タブレット、ウォッチに対する四半期毎のアップグレード

主にGemini Live、そのほかAIを活用した機能の改善(電話やメッセージでの詐欺検出など)、健康と安全に関する機能、カメラおよび接続性のアップデートが含まれています。

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3月のDropには以下の機能が含まれており、すでに公開されています。

日本では花粉トラッカーやレコーダーアプリのAI要約機能

12月のPixel Dropと同じく今月提供されるPixelの新機能の多くはGoogle Geminiを活用したものとなっています

Gemini Liveはより賢くなり、言語設定を変更せずに会話中に45の言語を自動的に切り替えできるように会話に画像やファイル、YouTube動画を追加するマルチモーダル機能はPixel Foldとともに、Pixel 6以降のデバイスでも使用できるようになり、ライブビデオと画面共有がGemini Advancedで使用可能に。

Gemini Nanoを搭載したPixel 9のデバイスを利用している場合、悪質な電話を警告するリアルタイム詐欺検出の機能が使用可能。AIを活用した機能がオンデバイスで詐欺師特有の会話のパターンを認識し、通話を終わらせるように促すプロンプトを画面上に表示してくれます。

この機能は、アメリカ、カナダ、イギリスで、Pixel 6以降に対応し、Googleメッセージでも詐欺検知機能を利用できます。また、テキストメッセージが詐欺である可能性があるとAIが認識すると、通報してブロックするよう警告が表示されます。

そのほか、Pixelスクリーンショットには候補提示の機能が新たに追加され、仕事用プロファイルでも利用でき、Pixel Studioでは、人物やシーンの説明を入力すると人物のイメージを生成できるようになるとのこと。

Pixelの機能の多くはアメリカのユーザーだけが利用できますが、Pixelスクリーンショット、Pixelスタジオ、Pixel AI天気予報、天気予報アプリ内の花粉トラッカーは日本やドイツでもロールアウト。

レコーダーアプリのAI要約機能は英語に加えて日本語でも利用可能になりますが、こちらはPixel 9限定です。

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Pixel Watchにも新機能追加
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